【RIZIN】エンセン井上が断言「スダリオ剛はUFCも夢ではない逸材」16種類の猛特訓を公開
RIZIN公式YouTubeチャンネル『RIZIN FIGHTING FEDERATION』で、スダリオ剛(23=フリー)の密着ドキュメンタリーが公開されている。スダリオは3月21日(日)愛知・日本ガイシホール(名古屋市総合体育館)で開催される『RIZIN.27』で、プロレスラー・宮本和志(41=和志組)と[RIZIN MMAルール(120.0kg)5分3R ※ヒジあり]で対戦する。
スダリオは大相撲の元貴ノ富士。昨年9月のデビュー戦では、プロレスラーのディラン・ジェイムスにTKO勝利しMMAデビューを飾った。大晦日にはミノワマンにカーフキックからグラウンドパンチでTKO勝利している。
動画では、主に2ヶ月半前から始まったというサーキットトレーニングに密着。スダリオは師匠のエンセン井上と共に、都内のトレーニングジムへ。
この日のトレーニングは、主に軽い重量で色んな種類のバーベル・ダンベルを持ち上げるもの。両腕から始まり、背筋、肩などあらゆる箇所を、インターバル時間で区切りながら多くの回数をこなす。
種目もフリーウエイト系のベンチやスクワットから、マシンでのラッドプルダウン、プラリオボックスを使ったジャンプ、ロープ引き、スイッチステップや自重を使った瞬発腕立て伏せなど多岐に渡った。
その全てにエンセンが帯同し、出しきった様子のスダリオを時には励ますように肩を叩き、次の種目へうながす。
動画で紹介されただけでも16種類のサーキットをこなしていた。
トレーニングの効用についてスダリオは「立ち技でも、やっぱりヘバってくる時に腕も重くなるんですよ。この全部のトレーニングが、腕パンパンになって、僧帽筋も首も疲れて。それがスタンディングのヘバった状態に似てるんですよ。その中で動かすとなったら、ヘバっても手を出せる。グラウンドでも、悪いポジションで上に乗られた時も、スペース作って逃げ道を作れる。もう無理だと思う所でも、どうにか出来る。攻めこまれても、どこかで狙えるパンチを出せるんだろうなと」とリアルな試合時に似た状態を作り出すことで、限界の時の底上げに役立つと言う。
エンセンも、このキツいトレーニングが「人生に繋がれば一番良い。辛い時になって、もう諦めたい時、こういう強さを続けると、自分も強くなる」とメンタルを鍛えるためにもうってつけだと語る。続けて「やられると、帰りたいでしょ。試合のためだけじゃないね。そういう人間になれる。強い人間になれる」と、スダリオの人間教育にも役立つようだ。
トレーニングの後は「クライオセラピー」で身体をケアする。スダリオ自身「リカバリーのため、地獄の時間です」と語るこのセラピーは、マイナス196度の冷気風呂の中に入る冷却療法だ。高強度の運動などにより組織炎症が起こった部分を超低音で冷却する事により、早い回復が見込める。
他映像には元大相撲の小錦も登場し、プロに転向するにあたって相談しにきた話や、スダリオの強さを語っている。またスダリオ自身の大相撲に入った経緯なども語られている。
スダリオは次戦の抱負として「(相手の宮本は)恐らく気持ちは強い選手だろうから、気持ちでも負けない。本当一方的に、ボコボコにしていきたいと思いますね」と圧倒的な勝利を魅せたいとしている。
師匠のエンセンも「運動神経や本能が凄い。想像できないくらいどこまでもいける選手。UFCまで行けるのは、それはもう当然だ、夢ではなく全然届ける目標だ」太鼓判を押す素質を持つスダリオ。そのポテンシャルはこの動画のサーキットトレーニングを見てもわかる通りだ。
果たして次の宮本との対戦はどのような結果になるのか。
▶次ページは(動画)16種類のサーキットトレーニングで追い込むスダリオ
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