【K-1】新王者・椿原龍矢「空手って格好良くないですか?」目指す”一撃必殺”
3月21日(日)東京ガーデンシアターにて開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~』の一夜明け会見が、22日(月)都内にて行われた。
メインイベントとなるK-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチで王者・江川優生に挑んだ椿原龍矢。両者は昨年9月のK-1大阪大会のスーパーファイトで対戦し、その時は椿原がフットワークとヒット&アウェーを駆使して判定勝利。今回はタイトルマッチでの再戦となり、椿原は前回同様のアウトボクシングで江川の強打を空転させて延長判定勝ちし、第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者に輝いた。
椿原は会見で「夢にまで見てたベルトが目の前にあって、めっちゃ嬉しいなと思います」と無邪気に喜ぶ。
チャンピオンとしての理想像を聞かれると「僕は空手をずっとやってきて“当てさせずに当てる”というのが格闘技の理想なのかなとも思っています。でも空手家=“一撃必殺”とも言うので、当てさせずに当てて、なおかつ一撃で倒すというのが僕が求めてる理想のスタイルなので、そうなれるように頑張っていこうと思ってます」と答えた。
椿原が学ぶのは『月心会』。沖縄少林流空手の道場だ。椿原は幼少より月心会で空手をはじめ、小学生の頃よりグローブ空手の試合に参戦し優勝するなど成績を上げてきた。
「なんか…空手ってカッコよくないですか(笑)? 僕は空手家っぽくなりたくて三日月蹴りや顔面前蹴りを練習しているので、“空手家”というものに引っ張られているのはあるかと思います(笑)。(理想の空手家は?)自分を指導してくれている代表も空手家ですし、周りが空手家の中で育ってきたので、尊敬する選手もたくさんいます。そんな選手たちに負けないように頑張ろうと思ってます」と理想の空手家を目指す。
月心会としてはK-1 JAPAN GROUP初の王座戴冠だ。「昨日チームとも喋って、TETSUも(野田)蒼も真優もみんな声を掛けてくれて、1発目に和島(大海)さんに会った時には『兄貴 やったりました。すみません、お先です』とは言っておきました」と笑顔で語った。
また中村拓己K-1プロデューサーからは「これからはチャンピオンとしての試合も求められるし、お客さんとも勝負してほしい」という言葉もあったが、椿原は「しっかり応えさせてもらえるよう頑張ろうと思ってます。今すぐにと言われたら、なかなか難しいかもしれませんが、必ず着実に求められる選手になっていこうと思います」とチャンピオンとしての意気込みを語った。
▼椿原龍矢vs江川優生の試合映像
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