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【Krush】吉岡ビギン、再計量でも1.3kgオーバー。勝敗に関わらず王座剥奪へ

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2021/03/26(金)UP

吉岡が計量パス出来ず、王座の剥奪が決まった

 3月27日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.123』の前日計量が26日(金)13:00より行われた。

 明日のメインイベント「Krushバンタム級タイトルマッチ」で対戦する、挑戦者・壬生狼一輝(力道場静岡)はリミットの53.0kg丁度で計量パス。しかし、王者・吉岡ビギン(team ALL-WIN)が54.8kgで計量オーバー。15時までの再計量でも、1.3kgオーバーでクリアすることが出来なかった。

 これを受け、K-1実行委員会で両サイドと協議の結果、以下の条件で試合を実施することとなった。


<試合条件> ※K-1実行委員会の公式発表より

・この試合は「Krushバンタム級タイトルマッチ」のまま実施する。

・契約体重をクリアすることができなかった吉岡ビギン選手には、Krush公式ルールに基づき、以下のペナルティが課せられる。

①第1ラウンド、吉岡選手は減点2から試合開始。
②グローブハンデとして、吉岡選手10オンス、壬生狼選手8オンスのグローブを使用する(本来は双方とも8オンス)。
③吉岡選手はファイトマネーから30%減額となります。

・吉岡ビギン選手は勝敗いかんに関わらず、試合後に王座は剥奪される。また、壬生狼一輝選手が勝利した場合、新チャンピオンとなる。また、壬生狼一輝選手が敗れた場合は王座空位となる。


リミット丁度で計量パスした壬生狼

 吉岡は昨年12月の第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝で黒田斗真を判定で、決勝で橋本実生を延長判定と接戦を制してタイトルを獲得し、今回が初防衛戦となる。殺傷能力のある蹴り技と、パワフルなパンチが持ち味で、戦績は12勝(1KO) 1敗2分。

 対する壬生狼は昨年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、今年1月のKrush後楽園大会では松本日向との無敗対決に勝利。タイトル挑戦権を掴み取った。戦績は9勝(2KO) 無敗で、記者会見などではプロレスラー大仁田厚を意識した口調で、注目を集めている。

意気込みを語る壬生狼

 会見に一人で出席した壬生狼は、いつも通りに、大仁田スタイルで「明日は世界3大革命を4大革命にする。電流革命、維新革命、飛龍革命、そして明日は壬生狼革命じゃ。よう見とけ。大仁田さんがベルトを獲れなかった分、ワシがこのKrushというメジャータイトルを必ず獲ってみせる。大仁田さん、邪道魂、しっかり受け取った」と意気込んでいる。

☆この大会の対戦カード、スケジュール、チケット情報はこちら

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