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【RISE】トーナメント制覇のAKARI「みんなたいしたことなかった」とビッグマウス炸裂、王者・寺山日葵との一戦は「やらなきゃやられる」

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2021/03/29(月)UP

トーナメントを制覇したAKARIが大会後会見に出席、師である神村エリカ氏とツーショット

 3月28日(日)東京・後楽園ホールにて行われた『RISE 147』に出場し、ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメント 2021を制したAKARI(17=TARGET)が記者会見に応じた。

 AKARIはプロ5戦無敗の“8頭身JKファイター”として注目を集める17歳。神村エリカの愛弟子であり、前蹴り、ヒザ蹴り、ミドルと長いリーチを活かした蹴り技を得意とする。本トーナメントでは準決勝で宮﨑若菜を撃破。決勝では大倉萌との接戦を制し、王者・寺山日葵への挑戦権を手にした。

「みんなたいしたことなかった」と豪語するAKARIは無敗のままトーナメント制覇

 AKARIにトーナメントの感想を聞くと「想像していたよりもみんな大したことなかった」と辛辣な評価を下した。準決勝で対戦した宮﨑若菜とは19年11月に初対戦し、このときもAKARIが判定勝利。その初戦と比較し「若干強くなってるかなと思ったけど、想像していたよりは余裕があって落ち着いて戦えました。言ってた割には、という感じ」と宮﨑を評価。決勝の大倉についても「もっとパワーがあるかと思ったけど、ミドルも警戒していたほどじゃなかった。もっと自分が攻められていたらよかったけど、想像よりは下」と、AKARI陣営のイメージを上回ってこなかったという。全試合を通して緊張した場面を問うと「(神村)エリカ先生からもらったガウンを着て入場したんですが、ガウンを着た瞬間が一番緊張しました」と、まさに試合にはまったく不安がなかったことを明かした。

今年下半期が濃厚となる寺山への挑戦に向け「やらなきゃやられる」と気合いを入れるAKARI

 トーナメントを制したことで、AKARIは現王者・寺山日葵への挑戦権を得た。対戦者に対しては辛辣な評価を下したAKARIはだったが「今日の試合を見て鼻で笑ってると思う」と、それは自らに対しても同じこと。現時点では寺山には届かないと自覚しており「ここがゴールではないので、しっかり対策を練って追い越そうと思います」と、さらなるレベルアップを誓った。

 とはいえ寺山に飲まれる気は一切無い様子。試合後にリング上で並んだときも「ここまで来られてよかったな」と思った程度で緊張は無し。むしろ「やらなきゃやられるんで、絶対殺してやる気持ち」と、すでに闘争心には火が付いているという。

 RISE伊藤隆代表によれば、寺山は夏のビッグマッチの予定もあるため、防衛戦は今年の下半期になる見込みであり、防衛戦は後楽園ホール大会で行うとのこと。果たしてこの間にAKARIはどこまで寺山との差を詰められるか、17歳のシンデレラの成長に注目したい。

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