【RISE】宮﨑小雪が紅絹を下し18歳新王者が誕生!“8頭身JKファイター”AKARIがトーナメント制し“女帝”寺山への挑戦権を得る
▼セミファイナル(第7試合)ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメント 2021決勝戦 3分3R延長2R
●大倉 萌(大道塾吉祥寺支部/2017年北斗旗全日本空道体力別選手権大会女子-215クラス優勝)
判定1-2 ※29-30、29-28、28-29
○AKARI(TARGET/2018年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝)
※AKARIがトーナメント優勝
1回戦で山本ユノカを破った大倉と、宮﨑若菜を破ったAKARIによる決勝戦。ABEMA中継のため放送席に座る王者・寺山日葵の目前で、挑戦者の椅子を懸けた一戦に臨んだ。
1R、全身する大倉が左ローから左右フックを連打。AKARIは打ち終わりに右ロー、右ストレートを返す。パワーに任せ前進する大倉へ、AKARIはガードを固めてローで応戦。中盤からはAKARIが圧力を強め、右前蹴りで大倉をロープ際まで吹き飛ばす。
2R、大倉が右の蹴りをロー、ハイとリズム良く上下に散らす。AKARIは左足を上下にあげリズムを取りながら前進。大倉がパンチで迫れば、負けじと左右フックで打ち合いに応じる。パンチの交差でAKARIが尻餅をつくがノーダウン。大倉がAKARIのボディへ左ミドル、右ヒザを打ち込めば、AKARIはリーチが長い右ストレートで応戦する。
3R、大倉が右ストレートを伸ばせば、打ち終わりにAKARIがパンチをまとめる。大倉の前進に合わせAKARIは右ストレートをヒット。さらにカウンターで左前蹴りを大倉の顔面へ突き刺し、大倉は大きくのけぞらされる。大倉のパンチに真っ向から応戦し、右ミドルで突き放すAKARI。最後は大倉を前蹴りでロープへ突き放したところで試合終了のゴングが鳴り響いた。
ジャッジの判定は1者がAKARIするも、次の1者は大倉を支持。緊迫感が漂う中、最後の1者がAKARIを支持。AKARIが接戦に競り勝ち、王者挑戦権を懸けたトーナメント優勝を果たした。
喜びを爆発させたAKARIはマイクを握ると、関係者とファンに感謝の言葉を述べた。そして「今回ワンデートーナメントが初めて。正直戦前に煽っててどうしようという気持ちが大きかったけど、無事に優勝できました。今終わってうれしい気持ちはあるけど課題は山積み。ずっと名前を出している寺山(日葵)選手にはまだまだ勝てないので、ここがスタートだと思って頑張ります」とコメントした。
ここで寺山日葵がリングイン。トーナメントを制したAKARIへ「気持ちのこもった試合で、もっと強くなられないとベルトを獲られちゃう。強いし可愛いけど負ける気はないので、しっかりチャンピオンらしく堂々と防衛できるように追い込みます」と王者の貫禄を見せつけた。
それを受けたAKARIは「内心まだまだと余裕ぶっこいているので、前に出て抜かしてやります」と宣戦布告。「シンデレラが女帝を越える瞬間を見せたいので応援お願いします」とファンへ”女帝喰い”を宣言した。
▶次ページは内田雄太vs森孝太郎のヘビー級戦
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