【新日本キック】2021年初戦に勝次・重森陽太のWKBA王者が揃い踏み=4.11
4月11日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『TITANS NEOS 28』の対戦カードが発表された。
メインイベント64kg契約3分3Rでは、WKBA世界スーパーライト級チャンピオン・勝次(藤本ジム)が登場。46歳の鉄人・小磯哲史(TESSAI)を迎える。
勝次は15年に新日本キックライト級、19年にWKBA世界スーパーライト級の王座を獲得した新日本キックのエース。KNOCK OUTでは17年にKING OF KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメントに出場し、優勝こそ逃したものの数々の激戦でファンにその名を轟かせた。19年12月には丹羽圭介との打ち合いを制し勝利。波に乗るかと思われたが、2020年はまさかの3連敗。2021年初戦に仕切り直しを懸ける。
対する小磯は、自身が代表を務めるテッサイジムを率いながら現役で戦うキックボクシング歴20年以上のベテランファイター。トリッキーな動きから強烈なミドルやバックハンドブローをたたき込むファイトスタイルで、17年には蹴拳ムエタイスーパーフェザー級を獲得。19年10月にはMasakIラジャサクレックからダウンを奪い、J-NETWORKライト級王座を奪取した。1973年8月生まれの小磯は現在47歳。飽くなき闘争心は衰えを知らず、新日本キックのエース・勝次との対戦に臨む。
セミファイナル62.5kg契約3分3Rには、WKBA世界ライト級チャンピオン・重森陽太(伊原道場稲城支部)の出場が決定。TENKAICHIスーパーライト級王者・リュウイチ(フリー)と対戦する。
重森は”神撃キッカー”の異名を持ち、多彩かつ強烈な蹴り技を武器に戦う。新日本キックボクシングではバンタム級、フェザー級の2階級を制覇。2019年7月にはWKBA世界ライト級王座を手にしている。2020年9月には「創世のタイガGRAND PRIX KNOCK OUT 61.5kg RED初代王座決定トーナメント」に出場。1回戦で小川翔を下すも、決勝でスアレック・ルークカムイに敗北し、戴冠を逃した。前戦は今年2月の『REBELS ~The FINAL~』における潘隆成戦で、延長判定までもつれ込みつつも潘を下し再起を果たしている。
対するリュウイチは沖縄の格闘技イベント『TENKAICHI』を主戦場とするファイター。昨年3月に剣夜との延長判定を制し、2度目のTENKAICHIキックボクシングスーパーライト級王座奪取を果たしている。アマチュアボクシングの高校国体選手という経歴を持つリュウイチは、得意のパンチで重森撃破を狙う。
その他出場選手には、リカルド・ブラボ、髙橋亨汰、泰史といった、2021年初戦にふさわしい王者クラスや、注目のモデルキックボクサー・アリスらが名を連ねた。
<決定対戦カード>
▼64kg契約 3分3R
勝次(藤本ジム/WKBA世界スーパーライト級チャンピオン)
vs
小磯哲史(TESSAI/蹴拳ライト級王者)
▼62.5kg契約 3分3R
重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級チャンピオン)
vs
リュウイチ(TENKAICHIスーパーライト級王者)
▼70kg契約 3分3R
リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級チャンピオン)
vs
イエティ達朗(KING GYM/元NJKFスーパーウェルター級チャンピオン)
▼61kg契約 3分3R
髙橋亨汰(伊原道場本部/日本ライト級チャンピオン)
vs
山浦俊一(新興ムエタイジム/現WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者)
▼バンタム級 3分3R
泰史(伊原道場本部/元日本フライ級チャンピオン)
vs
松岡宏宜(闘神塾/前KOSスーパーフライ級王者)
▼58kg契約 3分3R
瀬川 琉(伊原道場稲城支部)
vs
水本 伸(矢場町BASE)
▼日本フェザー級 3分3R
平塚一郎(トーエルジム)
vs
仁琉丸(富山ウルブススクワッド道場)
▼女子52kg契約 2分3R
アリス(伊原道場本部)
vs
武内紗耶香(格闘技スタジオBLOOM)
▼フェザー級 3分3R
木下竜輔(伊原道場本部)※デビュー戦
vs
湯本和真(トイカツ道場)
▼新日本キックルール女子スーパーバンタム級 2分3R(55.3kg)
七美(真樹ジムオキナワ)
vs
田中美宇(TESSAI)
▼女子50kg契約 2分3R
オンドラム(伊原道場本部)
vs
栞夏(トーエルジム)
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