【空手JFKO】男子は新極真会vs白蓮会館のリベンジ決勝なるか、RISE、K-1選手も参戦=全日本階級別
(公社)全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)が5月29日(土)・30日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)にて開催する『第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』のトーナメントが発表された。
今年の9月4日(土)・5日(日)に『第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会』を控えることもあり、世界大会出場が決定している選手たちの中には、全日本大会に不参戦のトップ選手もいる。
それでも世界大会出場者からは、前回全日本の男子重量級優勝・山口翔大(白蓮会館/男子重量級)をはじめ、男子中量級級優勝・後迫龍輝(新極真会 大阪神戸湾岸支部/男子中量級)、女子では中量級優勝・加藤小也香(新極真会 愛知山本道場/女子中量級)、軽重量級優勝・浅古麗美(社団法人 極真会館 埼玉県木村道場)らの、前回優勝者らが顔を揃えた。
また前回男子重量級3位で、2020年新極真会全日本優勝・入来建武(新極真会 東京城南川崎支部/重量級)や、17年全日本大会中量級優勝で、20年新極真会全日本では他流派中量級ながらベスト8入賞、最近は空手家YouTuberとしても注目される福地勇人(白蓮会館)も参戦。
今回から男子は全5階級に増加され、今まで65kg以下としていた「軽量級」を、60kg以下の「軽量級」と65kg以下の「軽中量級」に分割した。60kg以下の軽量級には、15歳から18歳の「高校生ファイター」が多く見られる。
またプロキックボクサーとしてK-1グループ等で活躍、”無限ローキック”の伊澤波人(波空会)や、4月17日にはRISEで王者・工藤政英との一戦を控えるアクセル王者・田渕神太(拳聖塾)らもこの軽量級に参戦しており注目だ。
結果、毎回100人超えしていた軽量級に代わって、今回一番人数が多くなったのは、75kg以下の「男子中量級」(84名)となる。
■男子中量、重量は新極真会vs白蓮会館トップ選手らの対決なるか
男子重量級からは37名が出場し、第一シードを山口、第二シードを入来が陣取る。入来のブロックには、2020年新極真会全日本・3位の後藤優太(空手道MAC)が、山口側には第4回JFKO全日本重量級・準優勝の亀山真(新極真会 福岡支部)が反対サイドに位置取る。
男子重量級はJFKO旗揚げ当初から新極真会のほぼ独壇場となっていたが、近年では新極真会以外の台等目ざましく、今回の優勝候補4人のうち半分は新極真以外となっている。
19年の第5回大会では、準決勝戦で山口が徹底したローキックで入来を攻略、本戦で決勝進出を決めた。昨年は自流の全日本優勝に返り咲いた入来は、山口に借りを返すことが出来るか、山口が第4回からの3連覇を果たして世界大会へ繋げるか。
男子中量級では、前回優勝・後迫が第一シード。第5回大会の準々決勝で、後迫に再延長で敗れた福地勇人は、後迫の反対ブロック・第三シードに陣取る。福地が後迫に決勝でリベンジするには、新極真の中量級主力・越智純貴、前回準優勝の第二シードで長身の強打者・田中裕也(山田道場)を破っていかなければならない。
一方後迫の前には、福地と同門の白蓮会館の軽量級エース・平木楓や、前回3位でJKJO中量級の代表的存在・石野源太郎(桜塾)が待つ。
新極真会のジュニア全日本大会10連覇のスーパーエリート・後迫と、白蓮会館のエース・福地との再戦はかなうか。
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