【ONE】青木真也、3度目の対戦となるフォラヤンに「とにかく一生懸命に向き合いたいですね」=4.29
4月29日(木・日本時間)にシンガポール・インドア・スタジアムにて開催される『ONE on TNT IV』で、元ONE世界ライト級王者エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)と対戦する青木真也(37)が現地入り後の26日、報道陣のオンライン取材に応じた。
青木とフォラヤンは今回が3回目の対戦となる。1度目は2016年11月、当時ONE世界ライト級王者だった青木の3度目の防衛戦で、フォラヤンが青木をヒザ蹴りからのパウンド連打でTKOに仕留め、タイトルを奪取。2度目は2019年3月のONE日本大会のタイトルマッチで再戦、青木が1Rに肩固めでフォラヤンを絞め落とし、王座を奪還している。
当初、青木の相手は元UFCファイターのセージ・ノースカットの予定だったが、ノースカットが「新型コロナウイルスの影響が長引いて」いるため試合を辞退し、対戦相手がフォラヤンになった。
青木は対戦相手が変わったことについては「普通に毎日練習をしているので、特に影響はないんじゃないかな」とし、ノースカットとは「チャンスがあればやりたいと思いますが。まずは元気になってもらって。大変だと思うので」とコメントしている。
フォラヤンとの再戦は望んでいたわけではないという。2度の対戦をしているものの「お互い、別人ですよね。状況も違いますし。だから何が変わったって訳ではないですが、お互い歳をとって変わったってことじゃないでしょうか」といい「お互いに歳をとって衰えもあるけれど、その分経験もあって、また2人で新しい勝負になるから。厳しい試合が待っているんじゃないかなと思います」と、今回の試合について語る。
今回勝てばONEで4連勝(Road to ONE含む)となるが、勝利してタイトルマッチにまた臨みたいかという質問には「あまり望んでいないです。とにかく試合やって、楽しくやりたいなって感じです」と返答。一本を極めて勝利すれば“30回目の一本勝ち”になるが、そちらも「全く狙っていないけど、勝てればいいです」と特に意識した様子ではない。
年齢を重ねても強くいられる秘訣は「ずっと練習することと、いいご飯食べて、いい練習して、よく寝ること。その基本をただ当たり前にしっかりやることではないでしょうか」という青木。
年齢を重ね、キャリアを積んできたことに関しては「まあ、今別に終わりだとも思っていないし、3年〜5年くらい前にミッチ・チルソンに“あなたはもう終わりだと皆んなが言っているけど、格闘技を続けている理由はなんですか?”って聞かれた時、いや、大きなお世話だなって思ったんだけど、好きだからずっとやっているだけで、別に今がベストだとも思わないし、常にやれるところまで一生懸命やっていきたいなと思っています」と先を見据える。
今回は、「強いと思いますよ」と評するフォラヤンと、初めてベルトのかかっていない試合となるが「とにかく一生懸命に向き合いたいですね」という青木の、2021年2戦目にも注目が集まりそうだ。
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