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【UFC】フェイスオフで乱闘寸前! いきなり首を掴んで引き込む暴挙

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2021/05/01(土)UP

フェイスオフ、いきなりジャコビー(右)の首根っこを掴むクテラバ(左)(UFC公式YouTube映像サムネイルより)

 5月2日(日・日本時間)米国ラスベガスで開催される『UFCファイトナイト・ラスベガス25』の前日計量が1日に実施された。
 メインカードのライトヘビー級(-92.98kg)マッチで対戦するイオン・クテラバ(27=モルドバ)と、ダスティン・ジャコビー(33=米国)のフェイスオフで、乱闘寸前のアクシデントが起きた。

 事前に行われた計量では、クテラバが93.44kgで、ジャコビーは(92.98kg)でパス。(タイトル戦以外は、全て1ポンド[0.45kg]オーバーのみ許容範囲として認められている)
 フェイスオフで、ゆったりとした構えでジャコビーが先に登場し、すぐにファイティングポーズ。後から来たクテラバは最初、穏やかな表情を見せながら、間に立つダナ・ホワイト社長と握手をしたが、ジャコビーと視線を合わせるや否や、いきなり右手でジャコビーの首根っこを掴み引き込みながら、何か侮蔑する発言。
 ジャコビーがクテラバの胸を押して引き剥がすと、係員がすぐに両者を抑え、退場させた。

 過去にもフェイスオフで小競り合いを見せているクテラバは現在2戦連続でKO負けしており、一方のジャコビーは4連勝と波に乗っている。
 この騒ぎが両選手の心理面にどれだけの影響を与えたかは本人達にしか分からないが、翌日の試合が激戦になることは間違いなだろう。

 UFCでは、418日(日・日本時間)開催の『UFCファイトナイト・ラスベガス24』の前日フェイオフでも乱闘寸前の騒ぎが起きていた。その時は、セミファイナルのライト級(-70.3kg)マッチで対戦する予定だった、ジェレミー・スティーブンス(34=米国)がドラッカー・クロース(33=米国)をいきなり突き飛ばし、それが原因で脳震とうと首の頸椎ねんざを起こしたクロースが欠場。セミファイナルの試合が飛んでしまうという不祥事に発展していた。今回もそうならないように祈るばかりだ。

▶︎次ページ(動画)は、再びのフェイスオフ乱闘寸前騒ぎ、いきなり首根っこを掴む暴挙

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