【UFC】”悪童”ネイト・ディアスが負傷、1年半ぶりの復帰戦は6月に延期へ
UFCスター選手のコナー・マクレガーと一勝一敗の”悪童”ネイト・ディアス(35=米国)の約1年半ぶりのオクタゴン復帰戦は6月に延期となることが分かった。ヤフースポーツなど複数の海外メディアが3日に報じた。
ネイトは19年11月にホルヘ・マスヴィダルとUFCが特別に作ったBMFベルト (Baddest Mother Fuckerの略。最高にイカしたやつの意)を争って敗北。以来オクタゴンから離れていたが、5月15日(土・現地時間)開催の『UFC262』セミメインのウェルター級マッチで8連勝中のレオン・エドワーズ(29=米国)と対戦する予定だった。
報道によれば、ネイトは練習中に負傷。怪我の詳細については明らかにされていない。試合は、6月13日(日・日本時間)に開催される『UFC263』にスライドする見通し。本大会は、メインイベントでミドル級タイトルマッチの「イズラエル・アデサンヤ(31=ナイジェリア/王者)vsマービン・ヴェットーリ(27=イタリア/挑戦者)」、セミメインでフライ級タイトルマッチ「デイブソン・フィゲイレード(33=ブラジル/王者)vsブランドン・モレノ(27=メキシコ/同級1位、挑戦者)」の2大タイトル戦が予定されている。
ネイトは実兄のニック・ディアスと共にUFCで絶大な人気を持つ好戦的なファイター。07年にUFC参戦すると、五味隆典やドナルド・セラーニなど強豪を倒し、のし上がる。12年にベン・ヘンダーソンの所持していたライト級王座に挑戦したが失敗した。
16年3月には当時15連勝中だったマクレガーと対決し、下馬評を覆しリアネイキドチョークで一本勝ち。同年8月に再戦すると、2-0で判定負けした。19年11月にはホルヘ・マスヴィダルと対決し、まぶたのカットによるTKO負けを喫している。
相手のエドワーズはイギリスのMMA団体で王者となり、14年にUFC参戦。初戦こそ2-1で惜敗したものの、その後敗北したのは現UFC世界ウェルター級王者のカマル・ウスマンのみ。ウスマン戦以来8連勝と勢いに乗っている。
エドワーズは今年3月の「UFCファイトナイト・ラスベガス21」のメインイベントでベラル・ムハマッドと対戦。完璧な試合運びでムハマッドを圧倒していたが、エドワーズの偶発的な“目突き”により試合はノーコンテストに終わった。
ネイトの待望の復帰が延期になったのは残念だが、万全の調子のネイトと、上り調子のエドワーズの激突に期待したい。
▶︎次ページ(動画)は、“顔面流血”ネイト・ディアス、宿敵マクレガーを壮絶なチョーク葬!ネイトのトップ5フィニッシュ映像集
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