【NKB】メインは北川“ハチマキ”和裕の引退試合、元REBELS王者・老沼隆斗が参戦=6.19後楽園
6月19日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『NKB2021 必勝シリーズ4th』の全対戦カードおよび試合順が発表された。
メインイベントは元REBELS-MUAYTHAY二階級王者・北川“ハチマキ”和裕(PHOENIX)の引退試合。現NKBウェルター級王者・蛇鬼将矢(テツジム)とのラストマッチに決定した。
北川は長らく「ハチマキ」のリングネームで活躍。REBELS-MUAYTHAI(現REBELS-RED)スーパーライト級、ライト級の二冠王に輝いた。少年時代は運動嫌いでゲーム・アニソン・格闘技のオタクだったと言うが、大学生から始めたキックボクシングで才能が開花。20戦目にして初戴冠した。
16年の不可思戦から約2年ほど、体調面の問題からリングを離脱。18年に復帰するも5連敗と振るわなかった。昨年6月のNKBで引退試合を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により大会が延期に。同年11月に古巣のレベルスで引退前哨戦を行い、今回ついに引退試合に臨むこととなった。
対する蛇鬼は強烈なパンチを武器にNKBのリングで活躍。昨年2月からスタートしたNKBウェルター級王座決定トーナメントに出場すると、1回戦をわずか1R1分1秒で豪快KO。10月の決勝戦では稲葉裕哉との5Rを制し、新王者に輝いた。同12月にはホーストカップに出場し、NJKFウェルター級王者・洋輔YAMATOに判定負けを喫するも、こちらも豪快なパンチで会場を沸かせた。
北川は引退試合にあたり、NKBへ「試合体重で1番強いNKB選手とやりたい」と希望。その結果、現王者・蛇鬼に白羽の矢が立った。北川が有終の美を飾るか、蛇鬼が引導を渡すか。
第7試合には元REBELS-REDスーパーフライ級王者・老沼隆斗(STRUGGLE)の参戦が決定。NKBバンタム級4位の海老原竜二(神武館)との交流戦に挑む。
老沼は空手をベースとし、ハイキック・後ろ回し蹴りなど華麗ながら威力ある蹴りを得意とする。18年6月にREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座決定リーグ戦を制し戴冠。昨年9月の『KNOCK OUT』では清志を上段後ろ回し蹴りで一撃KO。衝撃的なKO劇を見せ、年間表彰においてベストKO賞を獲得する活躍を見せた。今年2月に行われた『REBELS ~The FINAL~』では、かつて一度勝利した白幡裕星を挑戦者に防衛戦へ臨んだが、白幡の左ボディにペースを握られ判定負け。今回仕切り直しの再起戦に望む。
対する海老原はNKBのリングで熱戦を繰り広げるファイター。ジャパンキック、イノベーションと精力的に他団体へのリングに上がり、各地で激闘を繰り広げている。直近では昨年12月、今年2月と連勝を飾り、勢いをつけたまま老沼との一戦に挑む。
その他、セミファイナルでは藤野伸哉(RIKIX)vs野村怜央(TEAM KOK)、10月大会から開催する予定のNKBバンタム級王座決定トーナメントの予選として志門(テツジム)と龍太郎(真門ジム)が出場権を争う一戦など、全9試合が決定している。
<決定対戦カード>
▼メインイベント 【北川”ハチマキ”和裕 引退試合】67.00kg契約 3分5R
蛇鬼将矢(テツジム/NKBウェルター級王者)
vs
北川”ハチマキ”和裕(PHOENIX/元REBELS-MUAYTHAIライト級王者/元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者)
▼セミファイナル ライト級 3分3R
藤野伸哉(RIKIX/WMC日本スーパーフェザー級2位)
vs
野村怜央(TEAM KOK/NKBライト級3位)
▼第7試合 53.25kg契約 3分3R
老沼隆斗(STRUGGLE/元REBELS-REDスーパーフライ級チャンピオン)
vs
海老原竜二(神武館/NKBバンタム級4位)
▼第6試合 フェザー級 3分3R
鎌田政興(ケーアクティブ)
vs
半澤信也(トイカツ道場)
▼第5試合 NKBバンタム級王座決定トーナメント予選 バンタム級 3分3R
志門(テツジム)
vs
龍太郎(真門ジム)
▼第4試合 59kg契約 3分3R
山本太一(ケーアクティブ)
vs
ガイヤーンMFC(ムエタイファイタークラブ)
▼第3試合 54.5kg契約 3分3R
森井翼(テツジム)
vs
湯本和真(トイカツ道場)
▼第2試合 60kg契約 3分3R
辻健太郎(TOKYO KICK WORKS)
vs
源樹(リバティジム)
▼第1試合 64.5kg契約 3分3R
平田純一(ダムファイトジャパン)
vs
折戸アトム(PHOENIX)
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