【UFC】ヘビー級新王者ガヌー、初防衛は“黒獣”ルイスと高KO率同士の再戦が濃厚
UFCヘビー級新王者のフランシス・ガヌー(34=カメルーン)の初防衛は、同級2位で”黒獣” ”ザ・ブラック・ビースト”の異名を持つデリック・ルイス(36=米国)との再戦になることが濃厚のようだ。
ルイスは現在2連続KO中で、戦績は25 勝(20KO/1一本)7敗と高いKO率を持つストライカーだ。
UFCのダナ・ホワイト社長は10日のカナダ・メディア『TSN』の取材で、ガヌーの防衛戦の相手をルイスで固めていることを示唆。「成立に向けて動いている最中だ。夏あたりに実施する予定だ」と、準備を進めていることを明らかにした。
ガヌーとルイスは18年7月に対戦し、その際はルイスが判定勝利を収めたが、その時はお互い消極的な動きが目立ち、不完全燃焼に終わった試合と評されている。
ガヌーはそのルイスに敗れた後から5連続KO勝利で王座戴冠。一方のルイスもここ4連勝(2KO)と波に乗っているだけに、3年越しの再戦は、両者が一番勢いがあるタイミングでの激突となるため、激戦が期待できそうだ。
ガヌーの初防衛戦の有力候補には当初、ヘビー級制覇を目指す元ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(33=米国)の名前が挙がっていたが、金銭面など契約交渉が難航していた。ホワイト社長はジョーンズについて「ジョンは彼がやりたいようになる男だ。もう少し準備が必要なのかもしれない」と、近日に話し合いの場を持ち、今後の展開を計画する考えがあることを明らかにした。
UFCヘビー級史上最強王者が誕生と言われるガヌー。そのことを証明する最初の防衛戦が、3年前に一度敗れたルイスとの再戦となった場合、果たして、ガヌーはどのような形で雪辱を果たすのか、それとも”ザ・ブラック・ビースト”ルイスが世界を震撼させるか。
▶︎次ページ(動画)は、ガヌーの初防衛戦の相手として濃厚なデリック・ルイスのハイライトKO集
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