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【KNOCK OUT】”超攻撃型ムエタイ”スアレックが初防衛戦で重森陽太とリマッチ「次はガンガン攻めてKOする」

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2021/06/02(水)UP

初防衛戦のスアレック(左)とリマッチで次こそベルト獲を目指す重森

 7月18日(日)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2021 vol.3』の記者会見が6月1日(月)都内にて行われた。
 追加カードとして[KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ]王者スアレック・ルークカムイ(35=タイ/STURGIS新宿)の初防衛戦が発表された。挑戦者は前回(昨年9月)のライト級王座トーナメント決勝戦で対戦した重森陽太(25※試合時26=伊原道場稲城支部)。前戦(昨年9月)では接戦の末スアレックが勝利し新王者に。重森は惜しくもベルトを逃している。

▶︎【フォト】激闘となったスアレックと重森の前回の試合

KO宣言のスアレック

 スアレックは”超攻撃型ムエタイ”の異名の通り、アグレッシブなパンチと蹴りを繰り出すファイター。ラジャダムナンスタジアムで活躍し、2015年以降は日本でも試合を続け、国内-60kgのトップ選手たちを次々と撃破。17年3月にREBELS-MUAYTHAI(現KNOCK OUT-RED)スーパーライト級の王座獲得。19年5月には返上し、1階級下のライト級に階級変更。19年10月にライト級 暫定王座に。そして昨年9月には髙橋一眞、重森をワンデートーナメントで撃破し、KNOCK OUT-REDライト級王座に就位した。今回が初防衛戦となる。

リマッチでのベルト獲得へ強い意志を語った重森

 対する重森は”神撃キッカー”の異名を持ち、181cmの長身から繰り出す多彩な蹴り技を武器に、22歳にして新日本キックボクシングで2階級制覇を達成。2019年7月にはWKBA世界ライト級王座を戴冠した。現在の新日本キック・エースと言える存在だ。6月6日の新日本キックで健太との一戦が決まっているが、試合間隔は短くとも「問題はない」という。

 会見に出席したスアレックは「重森選手のことは去年にやっているのでどういう選手かわかります。次はガンガン攻めてKOします。いっぱい練習していい試合をします」と片言な日本語で言葉数は少ないながらも力強くKOでの防衛を宣言した。

激闘を展開する重森とスアレック。判定でスアレックがベルトを獲得した

 一方、リベンジを狙う重森は「スアレック選手には一度敗れていますが、僕としてはその試合の続きができることを楽しみにしています。前回対戦する前はファイターのイメージでしたが、実際は凄くテクニックがあって裏切られた感じがしました。今回もアグレッシブさを警戒するのは変わりませんが、テクニックの引き出しもあることを頭に入れて、5Rしっかりといい試合をしていきたいと思います」と好勝負を予告。

 KNOCK OUT王座への想いを聞かれると「僕はKNOCK OUT初期の頃から参戦させてもらっていて、人一倍、KNOCK OUTのベルトへの気持ちが強いですし、KNOCK OUTを引っ張っていきたい気持ちも強いです。あと、一般層にも届くメジャーなイベントになるように、注目選手になっていけるように思っているので、その目標に対して、KNOCK OUTのベルトを獲ることは必須だと思っているのでしっかり獲りたいと思います」と熱く語った。

鈴木千裕(左)vs宮越慶二郎

 また、3月大会に開幕した初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメントが遂に決勝戦を今大会で迎える。当初は5月22日の『KNOCK OUT 2021 vol.2』で決勝戦の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)vs宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)を行う予定だったが、今大会にスライドとなった。

 会見に出席した鈴木は「コロナで試合が延期になりましたが、その分、練習は多めにできるということでより試合も面白くなるのかなと。お互いに体力もパワーも上がっていると思うので面白い試合になります。楽しみにしていて下さい」と意気込みを語る。「デビュー戦からずっと変わりませんが、ダイヤモンドパンチをどこかのタイミングでぶち込むかがカギ。どんな技術でも、どんな高等テクニックであっても、パワーの前では無意味なのでそれを証明します」とパンチでの勝利を予告した。

 対する宮越は「5月から延期になりましたが、変わらず準備してきたので7月はしっかり盛り上げてベルトを獲ります。自分は40何戦やってきて、その勝ちパターンがあります。詳しくは言えないのですが、しっかり自分を信じていきます。千裕選手は1R目からガンガン来るスタイルなので、そこに僕の経験で上手くカバーしたいと思います」とベテランの強味で強打を退けたいとした。

 なお、もう一つのタイトルマッチ、松倉信太郎(TRY HARD GYM)vs田村聖(拳心館)による初代KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座決定トーナメント決勝戦も当初は5月22日の『KNOCK OUT 2021 vol.2』で行う予定だったが、今大会にスライドとなった。諸事情により、両者はこの日の会見を欠席している。

<全対戦カード>

▼スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK女子-48.4kg契約 3分3R・延長1R
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
vs
sasori(テツジム/PRIMA GOLD)

▼KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ 3分5R
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿/王者)
vs
重森陽太(伊原道場稲城支部/挑戦者)

▼初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメント・決勝戦 3分3R・延長1R
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
vs
宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)

▼初代KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座決定トーナメント・決勝戦 3分3R・延長1R
松倉信太郎(TRY HARD GYM)
vs
田村聖(拳心館)

▼スーパーファイト KNOCK OUT-RED -57.0kg契約 3分3R・延長1R
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)
vs
大田拓真(新興ムエタイジム)

▼スーパーファイト KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R・延長1R
安本晴翔(橋本道場)
vs
竹内賢一(Ten Clover Gym世田谷)

▼スーパーファイト ルール・契約ウェイト調整中
バズーカ巧樹(菅原道場)
vs
TBA

▼KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R・延長1R
中島弘貴(LARA TOKYO)
vs
雑賀弘樹(NEXT LEVEL渋谷)

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