【RIZIN】”修斗vsDEEP” 元DEEP2階級王者・元谷友貴が『POWER OF DREAM』で打撃強化、公開練習では高いハイキックも=6.13東京ドーム
6月13日(日)東京ドームで開催される『RIZIN.28』でバンタム級トーナメントに参戦する元DEEP2階級王者でRIZINバンタム級四天王の元谷友貴(31=フリー)が5日に公開練習を行った。
元谷は19年3月に強豪ビクター・ヘンリー(米=UWF USA)に判定3-2の僅差で敗れ、DEEPバンタム級王座を失った。以降、RIZINに参戦し2戦ともフィニッシュ勝利を収めているヘンリーだが、海外勢がコロナ禍で参戦できない中、元谷はDEEPバンタム級トップとしてこのトーナメントに挑み、現修斗世界バンタム級王者・岡田遼(32=パラエストラ千葉)とDEEPvs修斗の一騎打ちを行う。
元谷は、ここ5戦は4勝(3一本)1敗の戦績。この1敗は昨年大みそかのRIZINで井上直樹にチョークで一本負けしたときのものだ。この悔しさを今年2月『DEEP』での再起戦で元パンクラスライト級王者・昇侍(トイカツ道場)にパンチでダウンを奪い、リアネイキッドチョークで一本勝ちを収めた。
公開練習で縄跳びとシャドーを行った元谷。軽快なステップからワンツーからハイキックが中心だった。寝技のデパートとも言われ、グラップリングでのフィニッシュの多い元谷だが、第3代K-1 WORLD GPフェザー級王者の江川優生らを擁するキックボクシングの名門ジム『POWER OF DREAM』に出稽古に行き打撃をさらに強化。Tシャツの上から分かるほどの筋骨隆々とした肉体を見せながら、昨年末の試合前からフィジカルの強化も継続的に行っている事も明らかにした。
元谷は現在のコンディションについて「すごく良い。怪我もなく順調です」と自信の表情。
対戦相手の岡田について「何でもできる選手なので、相手の良い流れにならない様に全部気をつけている」とし、さらに「(自分について)研究をしてきているし、癖は分かっていると思う」と、戦略家としても知られる岡田を全局面において油断のならない相手と警戒した。
今回の試合は、年末まで続く過酷なトーナメントの初戦であると同時に“DEEPvs修斗”との側面もある。元谷はその事への意識を問われると「自分はずっとDEEPで戦ってきて、DEEPの選手としてRIZINにも参戦して。今回のDEEP対修斗で、ここはしっかりDEEPが勝ちたいと思う」と、強く意気込んだ。
果たして、岡田とのDEEPvs修斗の決戦はいかに。
【選手データ】
・元谷友貴
生年月日:1989年9月14日(31)/所属:フリー/身長:170cm/構え:右/戦績:25勝(6KO/11一本)9敗1無効試合/主なタイトル:元DEEPフライ級、バンタム級王者
備考:独創的と評されるグラップリング技術と、ブラジル・シュートボクセで磨いた打撃が武器。岡田とは初対決。
・岡田遼
生年月日:1989年4月10日(32)/所属:パラエストラ千葉/身長:172cm/構え:右/戦績:17勝(6KO/2一本)4敗3分/主なタイトル:現 修斗世界バンタム級王者、元 環太平洋バンタム級王者
備考:小中高はサッカー、大学1年生からパラエストラ千葉で格闘技を始める。元谷とは初対決。
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【RIZIN】初参戦の修斗世界王者・岡田遼、公開練習はUFC王者アデサニヤを意識!?
・【DEEP】元谷友貴がチョークスリーパーの一本勝ち、RIZINバンタム級トーナメント参戦表明
・【DEEP】100回大会メインを締めた元谷友貴がRIZINトーナメント制覇に意欲、北岡下した大原は王者・武田に「負けて帰ってくるなよ」とチクリ
・【RIZIN】元DEEP王者・大塚隆史が「相手を仕留める」と圧勝宣言、ONE参戦・松嶋こよみが“大塚の決勝進出”に太鼓判=6.27大阪
・【RIZIN】元UFC戦士・井上直樹が鮮烈一本勝ち、四天王・元谷友貴からタップを奪い、タイトル挑戦を熱望!(動画あり)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!