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【RIZIN】スダリオから一本勝ちを奪ったシビサイ、“右膝じん帯手術”からの復帰戦だったことを告白

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2021/06/13(日)UP

靭帯を手術した足で豪快な右ハイキックを出すシビサイ頌真

 6月13日(日)東京ドームで開催された『Yogibo presents RIZIN.28』で、スダリオ剛(フリー)に3Rチョークスリーパーで勝利したシビサイ頌真(パラエストラ東京)。

 シビサイは19年12月のシュメトフ戦以来のMMA戦。試合後にイーファイトが取材すると、実は昨年6月に右ヒザの十字靭帯を切り、手術していたのだと言う。
 試合では右足を引きずり気味で戦う様子も見せていた。完治していない状態での参戦で、右ヒザには多くのテーピングが巻かれており、何とその足で引きずりながらも豪快なハイキックまで出した。そのファイティングスピリッツがあったからこそスダリオにも勝てたのだろう。シビサイは「これからも頑張る」と力強くコメントしてくれた。

スダリオをチョークで仕留めるシビサイ、スダリオの顔が苦しそうだ

 公式の試合後インタビューで、シビサイは今回の試合を「苦しい、厳しい試合だった」と振り返る。相手のスダリオの強さについて「強かったですね。一発一発が重くて、気が抜けなかった」と評価した。

 2R終盤までは、時折シビサイがタックルに行くほかは、互いに様子を見ながら単発気味の打撃の応酬が続いていた。シビサイは「正直一発一発の怖さがあったので、見合ってしまった」と語る。
 スダリオに警戒していた部分については「全部に気をつけていました。一発当たったらひっくり返ってしまうような試合なんで」と、スダリオの攻撃力を警戒していたと言う。

厳しい試合だったと、振り返るシビサイ

 3Rにチョークで仕留めたが「(スダリオの)身体が強く、殴っても前に出てくる。『これは倒れないな』と、3R自分の得意な形に入れたので(極めた)」とグラウンド勝負に切り替えたのだと言う。
 寝かせてバックにつく形は「本当に何百回も練習してきたので、あの形になった時の自信はありました」と背後を取った時点で勝利を確信していたと言う。

 今後の展望について「国内のヘビー級同士は仲間だと思っている。もちろん(スダリオとの)再戦が来れば受けますけど、そうじゃなくて日本人で団結して、世界では勝てないと言われているので、世界の選手と戦えるよう、皆でがんばっていきたい」と国内ヘビー級同士切磋琢磨して世界と戦いたいと語った。

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