【UFC】敗戦マクレガーがランク7位に転落、ヌルマゴメドフ「昔の様な蹴りは出来ない、ヤツはもう終わった」
7月11日(日・日本時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガスにて行われた『UFC264』で元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)とUFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー(31=米国)の6ヶ月ぶり3度目の対戦は1R終了時、マクレガーの左足のスネの下部が骨折し、マクレガーは立てず。ドクターストップによりポイエーがTKO勝利した。
マクレガーはこの敗戦の結果、ライト級ランク5位から7位に転落。現在の王者は、今年5月に行われた王座決定戦で元ベラトール同級王者・マイケル・チャンドラー(米国)にTKO勝利したチャールズ・オリベイラ(ブラジル)だが、タイトル戦線から大きく外れてしまった。
振り返ると、マクレガーは16年11月に当時王者だったエディ・アルバレス(米国)とのライト級タイトルマッチにTKO勝利し2階級制覇を達成して以来、1勝3敗と勝ち星に恵まれていない。
そのマクレガーから18年10月にベルトを奪い、無敗のまま現役引退したハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)は、14日に配信された米スポーツ専門局ESPNの取材で「(マクレガーは)勝つチャンスを逃した。第1Rにダメージを与えるつもりだったが、実際は10-8とジャッジはポイエーを支持した。100回やっても100回ともポイエーが勝つと思う」といい放った。
その理由については「彼は大きなミスを犯した。対戦相手を怒らせることをやりすぎた。無駄にエネルギーを浪費したんだ。敵に意識を注ぐ場合じゃなかった。自分に集中しなくてどうするんだ」と、マクレガーがいつも行う戦前に対戦相手にトラッシュトークを仕掛け、心理戦に持ち込むやり方を大きく否定した。ヌルマゴメドフ自身も過去にマクレガーと対戦した時、連日のトラッシュトークでかなり嫌だったのだろう。
ヌルマゴメドフはさらに続けて「足の骨折がなくても、結果は同じだったはずだ。そして、今後、足を折ってしまった彼は2度と昔の様な蹴りはできないだろう。彼がトップに返り咲く姿は想像できない。彼は年齢的に全盛期。しかし、そのマインドや足の具合を考えると、ヤツはもう終わった」と、語った。
最後にマクレガーの復帰戦についてポイエーとの第4戦やネイト・ディアスとの第3戦など話題のカードの実現はあるとしながらも「そのどれも負けるだろう」と締め括った。
▶︎次ページ【動画】は、胸タトゥーがない、8年半前のマクレガーの貴重KO映像、英国MMA団体で2階級制覇しUFC行きを掴み取った一撃
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