【K-1】元同門後輩の林健太と対戦するKrush王者・佐々木大蔵「僕と健太にしか生み出せないものがある」=9.20横浜
9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜』。K-1スーパー・ライト級ワンマッチで林健太(27=FLYSKY GYM)と対戦する佐々木大蔵(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が公開練習を行い、そのインタビューが、主催者を通じて届いた。
Krushスーパー・ライト級王者の佐々木は、この日1Rのミット打ちを披露。昨年12月の両国大会以来のK-1参戦となるが、必要以上の気負いはなく、大会まで1カ月以上ある中で「仕上がりはいつもと変わらない」と万全の準備が進められている自信を見せる。
対戦相手の林はかつてKRESTに所属しており、佐々木にとっては当時の後輩となる。前回の試合後、共通の知人を交えての祝勝会で同席し「いつか当たるだろうね」という話をしていたという。
佐々木は今回の対戦オファーについて「まさか次戦、次で当たるとは…という感じですね。驚きはありました。僕は決まった相手とやるというだけで、常に自分の高みを目指すということは変わりません。相手が決まればそこに向けて自分の足りないところだったりとか、相手の良さを知って練習していくので、別に健太が相手だからどうというのはないですね」と、驚きつつも、プロのファイターとして不惑の気持ちで林と対峙する。
高い技術力で試合を組み立てる佐々木と打ち合いを好む林はファイトスタイルが真反対だが、そのことについて佐々木はどう考えるのか。
「健太は健太のスタイルで、それが僕に足りない部分ではあるんで、それを一つの技術として取り入れたいという気持ちはずっとある。健太と戦うことで何かを得るものがあるんじゃないかなと思っていますね」と、リングの上での更なる進化を目指す。
常々、試合のことを“作品”と呼ぶ佐々木は、最後に「健太としか生み出せないものってあると思うし、ましてや横浜アリーナということで考えるだけでワクワクするんですよ。今回のあの舞台、あのリングで向かい合えるのは他の人ではできないことなので、僕と健太の試合でみんながハッピーになればいいかなと思います。勝負ごとなんで勝者と敗者がいるわけで、酷な部分はありますけど、お互いに全力を出し合えたらいいなと思います」と、元同門の後輩と2年ぶりの横浜アリーナという大舞台で描く作品に思いを馳せている。
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