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【RIZIN】昇侍、16歳年下のキック王者との対決に「早期のKOや一本勝ちもありうる、テーマは不屈の精神」

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2021/08/31(火)UP

朝倉海(左)とスパーリングする昇侍

 9月19日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.30』で、KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(22=クロスポイント吉祥寺)と対戦する元パンクラス・ライト級王者の昇侍(38=KIBAマーシャルアーツクラブ)が公開練習を行った。

 昇侍は親交のある朝倉海とMMAスパーリングを行った。パンチ主体の打撃マススパーリングから片足タックルへ何度もトライ、海をケージへ押し込む場面も見せた。

 相手の鈴木の印象を昇侍は「フィジカルの強さ、若さや勢いがある」としながら「それは当然の上で、そこを外す。戦略で戦っていきたい」と語る。
 試合の展開として「打撃でも経験の差を見せられるだろうし、色んなものを混ぜながら勝負する。早期のKOもあると思うし、一本もありうる」と完全決着の可能性もあるとする。

RIZINで朝倉海と打ち合う昇侍=昨年9月

 鈴木は一発の強打を持つキックボクシング王者だが、過去にはMMA戦も経験。昇侍は、鈴木のMMA時代の映像は見れてないとしながらも「想定はしています。タックルに来ることはないと思っているので。そういった中でMMAの打撃というのを見せていきたい。総合格闘技の奥深さも」と、純MMAファイターとして強打で鳴らした自身の打撃に自信を持つ。

 カード発表会見で昇侍は「男らしく立ち向かって殴り勝ちたい」と発言。キックボクサーの鈴木と打ち合うのかとの質問に「深い部分では打ち合うかはわからない。一般の方には打ち合うように見えるかもしれない。会場が湧いて、見てよかったなという展開にはなる」とコメント。打撃勝負だが、被弾せず技術で打ち勝つという意味か。
 また、練習仲間である朝倉海との度重なるスパーリングを通じて「いつも強いパンチ食らってるんで。打たれ強さには自信がある」と海の強打で慣れていると余裕も見せる。

海をケージ際まで追い込む昇侍

 鈴木の強打については「パンチ力が強い選手ともたくさんやってきていますし、世界の強豪ともやってきた自負がある」と、ことさらに恐れることはない。「恐れない気持ちと、とにかく根性、気合、勇気、精神的な部分が大きいと思う」と強い気持ちが武器になるとも。

 昇侍は少年時代は野球に熱中し、山梨の日本航空高等学校在学の高校3年生の時には甲子園に出場したこともある。その日本航空高等学校は今年の甲子園で3回戦まで勝ち進んだが、智弁学園に敗れた。

 この母校野球部の活躍も、昇侍の気持ちの支えになった。「後輩たちの頑張る姿を見て勇気を頂きましたので、その後を継いで自分が格闘技のリングで皆様に勇気を与える戦いをする」と語る。
 ちなみに野球と格闘技との共通点として「お互いに声をかけたり励まし合いながら練習するような部分では、スポーツの素晴らしさを感じる」と気持ちの面や「ボールを投げたりバッティングなどタイミングが結構大事」と、打撃のヒット感覚が似ている部分もあると言う。

 最後に「今回のテーマは、勇気と不屈の精神」と、改めて気持ちを前に出した戦いで勝利すると意気込んだ。

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