【K-1】スーパー・フェザー級に新展開、朝久裕貴が台頭「日本でベルトを巻くのはK-1と決めている」
9月20日(月・祝)に神奈川・横浜アリーナで開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜』の一夜明け会見が、21日(火)都内にて行われた。
一夜明け会見には、前日に勝利を収めた選手が出席したが、卜部弘嵩(32=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と激闘を繰り広げた芦澤竜誠(26=DRAGON FISH)は病院で検査を受けているために欠席。ワンマッチで勝利をあげた選手が続々と登場した。
その中でも異彩を放ったのは、MOMOTARO(31=OGUNI-GYM)をKOで倒した朝久裕貴(25=朝久道場)だ。「1R KOといういい結果を残してよかった」と笑みをこぼしたが、その表情は自信にあふれていた。「これまで蹴りのイメージが強かったと思いますが、パンチでも倒せることが証明できました」とMOMOTAROを倒したフックを振り返る。
記者にKOしたパンチの軌道について質問された朝久は、「(ショート)フック、ストレート、オーバーハンドの3つの間の独特のパンチです」と秘密の一端を明かした。当初は妖刀でのKOを約束していたが、「妖刀は足技とパンチの2つあります。MOMOTARO選手の出入りが早く、1Rでは出せないと思っていたので、左のパンチで仕留めることができました」と秘策は温存したまま倒したことを明かした。
次の目標は、「日本でベルトを巻くのはK-1と決めていて、戦いたい選手がいると言いましたがタイミングが合えば、いずれ戦いたいですね」とスーパー・フェザー級戦線に名乗りをあげた。同階級には、今大会で勝利をものにした“判定マシーン”の村越優汰(27=湘南格闘クラブ)、“K-1の悪童”芦澤竜誠と選手が揃っているため、夢のカードの実現にも期待がかかる。
ちなみに村越は「判定マシーンは、俺のキャラ。人それぞれだし、俺には俺の味がある」と会見でしっかりとニックネームを強調した。
女子では櫻井梨華子(29=優弥道場)を破った壽美(25=NEXT LEVEL渋谷)が「試合が終わってパンを一気に6個食べました」と和ませる場面も。
また特別ラウンドガールを務めた歌手の小林幸子と奇跡のツーショットが実現した龍華(19=TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)は、「SNSが反響大きくて、おじいちゃんからも連絡をもらいました」と笑わせた。
城戸康裕(38=谷山ジム)の独演会あり、佐々木大蔵(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が林健太(27=FLYSKY GYM)との激戦で成長できた実感を報告するなど、一夜明け会見は最後まで大会の余韻を残すこととなった。
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