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【新極真会】入来建武の全日本大会二連覇を阻むか!? 後藤優太、髙橋佑汰、福地勇人の他流派包囲網

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2021/10/19(火)UP

昨年の全日本大会は入来が復活優勝をはたした

 12月12日(日)エディオンアリーナ大阪にて、新極真会第53回全日本空手道選手権大会が開催される。

 昨年の全日本大会は、決勝で入来建武(東京城南川崎支部)が加藤大喜(愛知中央支部)を下して優勝をはたした。自身2度目の全日本制覇となったが、ライバル島本雄二(練馬島本道場)の壁を越えられずに苦しい大会が続いた。フィジカルや食生活すべてを見直しての復活優勝に、入来の時代到来を予感させる大会となった。

入来の牙城を崩す筆頭は、後藤優太だ

 だが、今年5月に開催されたJFKO全日本大会は、重量級準決勝で後藤優太(空手道MAC)の下段廻し蹴りに苦しみ、決勝では亀山真(福岡支部)に敗れて準優勝。今大会は、復活をかけた大一番となる。

 入来の2連覇を阻む可能性があるのは、昨年準優勝の加藤大喜、江口雄智(福岡支部)の新極真会トップランナーたち。そして、他流派では後藤優太、昨年8位の福地勇人(白蓮会館)、同5位の田中裕也(山田道場)といった強豪が顔を揃える。さらに、注目度が高いのは、極真会館(松井章奎館長)第49回全日本大会王者の髙橋佑汰の初参戦だ。

今大会は、久保田の三連覇がかかっている

 激戦が多い全日本大会で、これだけ他流派のトップ選手が集まれば、入来の二連覇は黄色信号が点滅しているといっても過言ではない。男子は他流派に王座を奪われたことがないだけに、新極真会勢が正念場を迎えそうだ。

 また、女子は久保田千尋(久保田道場)の三連覇がかかっている。対抗には菊川結衣(芦原会館)が入り、初優勝を狙う。水谷恋(久保田道場)、渡辺小春(武奨館吉村道場)、浅古麗美(極真会館埼玉県木村道場)も揃っているため、ここは他流派が上位を占める可能性は高そうだ。 新極真会勢は、加藤小也香(愛知中央支部)を筆頭に、野邑心菜(世田谷・杉並支部)、手島海咲(神奈川東横浜支部)、目代結菜(東京城南川崎支部)、鈴木未紘(厚木・赤羽支部)の巻き返しが期待される。

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