【RISE】江幡塁が鈴木真彦へのリベンジマッチを達成して「僕もRISEを盛り上げたい」と主役に名乗り=11.14大阪
11月14日(日)大阪・丸善インテックアリーナにて開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』で、鈴木真彦(山口道場)と対戦することが決まった江幡塁(伊原道場)が公開練習を行った。
江幡は、鋭いローキックとカウンターを武器に新日本キックで活躍し、WKBA世界王座を戴冠。さらに、2019年8月にはKING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座も獲得し、鳴り物入りでRISEへ殴り込みをかけた。昨年11月、那須川天心への挑戦権をかけて争う『RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg』に参戦するも1回戦で敗北。今年2月に拳剛を2R KOに葬り再起を果たした。
江幡と鈴木は、昨年11月からスタートした『RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg』に参戦し、1回戦で激突。鈴木がパワーで圧倒し、江幡が敗北を喫した。今回は江幡にとってリベンジマッチとなる。
公開練習は、シャドーからミット打ちを1ラウンド行った。相変わらず基本に忠実で、ワンツー、ワンツーローと正確に決めていく。軽く流す程度で終わる公開練習が多い中、全力で向かい合う姿は彼の実直な性格と名門・伊原道場の教育が色濃く出ているようだ。
会見が始まると、「絶好調の仕上がりですね。疲労はピークのはずですが、疲れが取れていていい感じです」と爽やかに語った。リベンジマッチについては、「最高のモチベーションですね。再戦は得意な方なので、やりがいを感じています。ちょうど11月1日に試合をして、この1年間、どこまで進化してきたのか、評価する測りになるかと思います」と江幡は語る。
これまでヒジ打ちヒザ蹴り無制限のキックルールで戦ってきた江幡にとって、ヒジ打ちなしのRISEルールは大きなハンデとなっていた。「鈴木選手との試合は、微妙な細かいところが修正できていませんでした。ヒジ打ちだったり、組み合い、距離で潰す攻防など、細かい修正をしないで戦っていました。持ち味を出せないまま敗北を喫してしまったので、1年間をかけて修正してきました」と振り返った。
鈴木が那須川天心と対戦した試合を見て、「どういった練習をしてきたのか、進化した部分をよく見ることができました」と収穫を得たという。ジャブ、ワンツーボディなど、相手の癖に対して、自分がいかに動けばいいかイメージはできているようだ。
前回の拳剛戦は2R KO勝ちだったが、「もうちょっと3ラウンドくらいまでやりたかったんですが、決まるものが決まってしまったんで。でも、あれよりも比べものにならないくらい進化している実感はあります」とルールにアジャストできていることを明かした。
その理由としては、「コロナ禍の中にあって、新日本キックボクシング協会で打倒ムエタイ路線ができない状況です。自分の気持ちとしては、強い選手は何をやっても強いという思いはありますが、戦って壁にぶつかっていく中で悩んでいたことを吹っ切ることができました。打倒ムエタイの夢は持ち続けていますが、こういう時期だからこそ変化を受け入れて、目の前にある試合に専念しようと思えたんです」と江幡は、打倒ムエタイ路線が一時止まっている状況が幸いして、鈴木戦に集中できているとのこと。
また江幡は、「55kgの選手が揃ってきていますので、この試合に勝って、僕もRISEを盛り上げたいと思います」と気合いを入れる。
リベンジ戦に強く、鈴木への対策は万全。体調もいいとなれば、11月14日、鈴木へのリベンジマッチを成功した江幡が、リングで拳を突き上げているかもしれない。
▶︎次のページは【動画】江幡塁が拳剛を閃光の左フック一撃でKOするシーン
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・那須川天心、“ボクシング技術”で鈴木真彦を返り討ち、トーナメント優勝の風音との“同門マッチ”を示唆
・鈴木真彦と江幡塁が1年振りの再戦「RISEの試合はRISEの王者が強くないといけない。圧倒的に倒す」(鈴木)
・【RISE】江幡塁が復帰戦で豪快KO勝利!DEEP☆KICK王者・拳剛が2度の大の字ダウン!
・【RISE】鈴木真彦が江幡塁を圧倒、20連勝で決勝一番乗りを果たす
・【RIZIN】江幡塁が振り返る那須川天心戦、飛ばされたマウスピースは想定外
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!