【RIZIN】勝利した”Uの直系”山本空良、中村大介に「不気味で手が出せなかった、中村選手のほうがUの選手」
3月20日(日)大阪・丸善インテックアリーナにて開催された『RIZIN.34』。第14試合では、UWFインターナショナル、リングスで活躍した山本喧一の息子である山本空良(21=パワーオブドリームジム)が、元UWFインターでU-FILE CAMPの田村潔司の弟子である中村大介(41=夕月堂本舗)に判定2−1で勝利した。
山本は試合後インタビューに応え、1Rはグラウンドで追い込めたと語るも、2Rノーガードで迫ってくる中村に対し「不気味さがすごかった。入ったらやられるんじゃないかと、手が出せなかった」と攻めきれなかったことを悔やむ。
さらに「相手のほうが極めに来る執着が強い。中村選手のほうがUの選手であって、自分がまだまだ器が足りない」と謙虚に振り返った。
しかし3Rには捨て身での脚関節狙いに挑戦した。これには、父である代表・山本喧一の姿が瞼にあったと言う。
山本喧一は99年のUFCジャパン・ミドル級トーナメントの決勝で、ヒザ十字固めで優勝。息子である空良は「自分も同じ状況でヒザ十字取れるんじゃないか、と印象が物凄く残っていて。ヒザ十字を取ってこそだ」と父の姿を重ねトライしたと、最後に魅せることが出来たとも語る。
対する中村は、本日午前8時にツイッターを投稿し「眠れなくていろいろ考えたけど、やっぱダセェ、自分」とこちらも反省しきりだ。「コメントなどみて、判定についていろいろ言って下さるのは嬉しいですが、牛久戦2と一緒で、自分が一番わかってます」とも書いている。
中村は昨年2月、現RIZIN王者の牛久絢太郎にTKO勝利。7月にはタイトルマッチとして再戦したが判定負けでリベンジを許している。
試合後インタビューでは「正直言うとビビってしまいました。本当自分がすごく未熟だなと思って、超弱いですね」と心情を吐露し、山本についても「本当に強い、数年でトップに行くなと思いました」と強さを認める。
しかし「全然やめる気ないんで、若い選手にオジサンが立ち向かっていくのを見てほしい、本当にまだまだ強くなりたい」とこれからもハングリーに強さを追い求めるとしている。
▶次ページ:【動画】ノーガードで迫る中村に、山本が背を向け走る場面も
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