【BOM】WBCムエタイ世界戦に挑む石井一成「僕の一発を当てれば倒せる、K-1のベルトも最短で獲る」=9.23
9月23日(金・祝)東京・大田区総合体育館で開催される『Shimizu presents BOM OUROBOROS 2022』の[WBC世界スーパーフライ級(52.16kg)王座決定戦]でデットペット・ウォーサンプラッパイ(タイ)と対戦するイッセイ・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)のインタビューが届いた。
【動画】石井の飛びヒザで相手が流血、最後はストレートで衝撃KO
石井は今年8月のK-1初参戦では見事な3R KO勝利を果たしたばかりで、今回その約1カ月後にムエタイルールへ復帰となるが「初めて掴みなしのK-1ルールをやってからムエタイルールに移行するのは初めての流れですが、今のところ何も問題はありません」とコメント。
K-1とムエタイはルールが全くの別競技であり、並行していくのは難しいという選手もいるが、石井は「今は特に意識はしていませんが、ムエタイ用の練習に戻った時に相手の蹴りをキャッチして蹴り返してキャッチされる攻防をした時に、やはりムエタイはめちゃくちゃきついなと感じました。K-1の距離だとムエタイではヒジ打ちが飛んできたり組まれたりしてしまい、僕はムエタイでも組まれない距離で戦っていたのでK-1ルールでも問題なく戦えました」と振り返る。
前回の試合では左拳が使えなかったというが「右で打つ練習をしていて、2回のダウンはいずれも右のパンチでした。いつも左手でフィニッシュしていましたが、右手で倒す感触を掴めるようになったことがまず1つ。あと、カウンターの技術のバリエーションを増やすことができました」と、得たものも大きい。
対戦相手のデットペットは、石井のタイ人トレーナーいわく「今若手で伸びている選手」。ラジャダムナンスタジアムのスーパーフライ級1位で、組み主体で来る選手のため、どう対処するか色々と作戦を練っているのだという。
また「2019年ぐらいにタイに練習に行った時にペッティンディーアカデミーで同じ時間に練習したことがありました。向こうは住み込みで練習しているのかと思ったら、お父さんが毎日ジムに連れてきて練習していたので珍しい親子だなと思ってみていました。まるでうちの親子みたいですよね」と笑う。
石井はK-1ルールで打撃に特化した練習をしてきた流れのため「組ませずに僕の一発を当てれば倒せる自信もかなりあります」と意気込む。「前回は3R制と試合時間が短かったこともあってローキックを出さなかったので、今回は5R制なので早いラウンドからローを効かせたいとも思います。僕はテクニックでムエタイの戦いをするのではなく、倒しにいくスタイルなのでそれを貫きます」と試合展望を語る。
今回はWBCタイトル戦だが、石井は2019年にタイ・ルンピニースタジアムで同王座に挑戦し、判定負けでベルトを逃している。「3年越しのタイトルマッチなので必ず獲ります。その後はK-1のベルトも最短で獲ります。凄くいい展開なので、僕自身も今度どうなっていくのか凄く楽しみなので気合いが入ってます」と意気込んだ。
▼メインイベント(第19試合) WBC世界スーパーフライ級(52.16kg)王座決定戦 3分5R
デットペット・ウォーサンプラッパイ(タイ)
vs
イッセイ・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)
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