【K-1MAX】魔裟斗、レミーガに貫禄の勝利!4人の歴代王者が勝ち残る
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▼第4試合 K-1 WORLD MAX 2006 世界一決定トーナメント 1回戦 3分3R延長1R
○小比類巻貴之(日本/チーム・ドラゴン/K-1 WORLD MAX2004日本代表決定トーナメント優勝)70.0kg
KO 3R2分46秒 ※3ノックダウン
●イム・チビン(韓国/ソウルテウン/K-1 WORLDMAX2006アジアトーナメント優勝)69.8kg
1R、ローを蹴って回り込むイムに対し、コヒは鋭くジャブを突く。ゆったりとした動きのイムだが、コヒが蹴りを出すと鋭いステップインからパンチを繰り出す。ワンツーでコヒを下がらせるイム。コヒはイムの蹴り足を取ってローキック、もう一度蹴ってしまったため注意1が与えられる。コンパクトなワンツーを繰り出すイム、コヒの蹴りに飛び込んでの連打を繰り出す。コヒはパンチこそもらわないものの、攻めあぐねる。
2R、ワンツーで入っていくイムにローを蹴り返すコヒ。しかし、ローにイムがパンチで飛び込んでくるため、コヒは慎重にならざるをえない。ワンツーで攻めるイムは右のストレートをヒットさせる。コヒもローを返すが、スピードでイムが上回る。終盤になってようやくコヒが右ローキックで前へ出たが、イムの右ストレートが顔面を襲う。
3R、パンチで一気に前へ出るイム! 苦しくなったコヒはホールディング、蹴り足を掴んで2度の攻撃で注意が与えられる。そして両者にホールディングの警告。イムの連打に下がるコヒ。が、イムの左ミドルをしっかりとブロックし、強烈な右ローを連打!これでイムがダウン!
逆転を狙ってイムがワンツーで前へ出るが、コヒは捕まえてのヒザ蹴り、そしてジャブとロー。突っ込んでくるイムにローキックのカウンターで2度目のダウンを奪う! コヒはパンチで前へ出るイムにローを当て、逆に前へ出て奥足への右ローキック! 弾かれるように吹っ飛び、倒れたイム! コヒが豪快なKO勝ちで決勝トーナメント進出を決めた。
▼第3試合 K-1 WORLD MAX 2006 世界一決定トーナメント 1回戦 3分3R延長1R
○佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/K-1 WORLD MAX 2006日本代表決定トーナメント優勝)70.0kg
判定3-0 30-28、30-29、30-28
●マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム/WOKA世界王者)
1R、両者はかなりの身長差。ザンビディスはパンチを出しながらインファイトを仕掛けようとするが、佐藤はヒザ蹴りと右ローキック。佐藤は待つ事無く、ザンビディスにテンカオを突き刺し、ジャブ&ロー。ローキックを繰り出しながら前へ出る佐藤、ザンビディスもローを蹴っていくが、パンチは当たらない。
佐藤がワンツーからロー、順調に攻めるが、そこに落とし穴が待っていた。ザンビディスの左フックが火を噴き、ガクンと腰を落とす佐藤。一気に左右のフックを浴びせていくザンビディス。そこでゴングが鳴った。
2R、佐藤は執拗な右ロー、近づくとヒザ蹴り。伸び上がるようにパンチを出してくるザンビディスに、ヒザ蹴りとローキックを放つ。左ローも蹴る佐藤、ザンビディスも左右のフックをヒットさせるが、佐藤のローでザンビディスは転倒。捕まえてヒザ蹴り、離して奥足へのローキック。この二段構えの攻めにザンビディスは後退させられる。
3R、ジリジリと前へ出る佐藤。左右のローキックを蹴り、ザンビディスがパンチで入ってくるとヒザ蹴り。ザンビディスもフックをヒットさせるが、佐藤のロー&ヒザの数が上回る。離れてローキックと前蹴り、近づくとカウンターのヒザと自分から行くヒザ。
ザンビディスのパンチも入っているが、足を殺されているため威力が半減しているようだ。佐藤のローにザンビディスの体が揺らぐ。佐藤のヒザ蹴りとザンビディスのフックが交互にヒットするが、前へ出る佐藤の攻めの姿勢が目立つ。ザンビディスも足を真っ赤にしながら倒れる事無く、最後まで闘い抜いた。
判定は3-0で佐藤の勝利。まずは一人、決勝戦へ日本人が進出した。
「とても強い選手と闘えて光栄です。一人勝ったので、今日は判定でしたけど、絶対に世界大会優勝します。もっともっと練習して強くなるんで、また僕の事を応援して下さい」とマイクでアピールした佐藤。堅実な攻めに優勝の期待がかかる。
▼第2試合 K-1 WORLD MAX 2006 世界一決定トーナメント 1回戦 3分3R延長1R
○ドラゴ(アルメニア/イッツショータイム)69.7kg
判定3-0 ※30-27、30-27、30-28
●オーレ・ローセン(デンマーク/Untamed)69.8kg
1R、両者とも一発当たれば倒れるという強打を繰り出していく。オーレはワンツーからロー&ミドルでプレッシャーをかけ、前へ出て行く。ドラゴは手数が少なく、オーレの連打をブロックして止まってしまう場面が目立つ。
オーレはドラゴを足払いで転倒させ、飛びヒザ蹴りを仕掛けて行く。ドラゴも右フックを振っていくが、オーレの手数に防御を余儀なくされる。ガンガン前へ出るオーレ。しかしゴング間際、ドラゴの伸びる右ストレートがヒット、すぐに右ハイキックをフォローする。
2R、オーレはすでに口を大きく開けている。1Rのラッシュで疲れたか。オーレは左ミドル、前へ出てくるドラゴに右フックをヒットさせる。しかし、ドラゴの右ストレートでオーレが大きく下がり、ドラゴがパンチのラッシュでスタンディングダウンを奪う!
試合が再開されるとドラゴはオーレの大振り左フックにコンパクトなフックを合わせ、変則的なバックスピンキックでオーレの首を刈る! ロープに詰めて一気に連打を浴びせるドラゴ。オーレもミドルキックで応戦し、ドラゴが詰めてくるとフックを放つ。
ドラゴは速くて伸びるローキック、強烈な右ストレートを連打して、オーレをロープ際に詰めてボディと顔面へパンチのラッシュ、さらにバックスピンキック! オーレもパンチで反撃し、世界最高レベルの闘いは最終ラウンドを迎えた。
3R、前へ出るオーレがジャブから前蹴りで前へ出る。ドラゴも踵落しを繰り出し、右ストレートを伸ばす。ミドルキック、右ストレートで前へ出るオーレ。ドラゴは手数が減ったが、よく伸びるワンツーには鋭さと重さ、速さがある。ダウンの失点を奪い返そうと前へ出るオーレ、ドラゴはパンチをブロックしてローキックとワンツー。オーレは逆転を狙って飛びヒザ蹴り、ラッシュを仕掛けるがドラゴを捕らえきる事が出来なかった。
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