TOP > ニュース 一覧

「これが昇龍拳か」那須川天心の”ジャンピング・アッパー”が海外で話題に!試合も高評価

フォロー 友だち追加
2025/06/09(月)UP

那須川、ジャンピングアッパーで魅せる! @pvsportjp

 6月8日(日)の『Prime Video Boxing 13』(東京・有明コロシアム)の[バンタム級10回戦]では、WBC世界1位・那須川天心(帝拳)が、WBA世界6位ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)に判定3-0で完勝した。
 6Rには那須川がしゃがみこんでからのジャンピングアッパーをヒットさせたが、海外ファンたちも「これがストリートファイターの昇龍拳だよ」「彼は見ていて本当に楽しい」と好印象。試合についても高評価が多い。

【フォト&動画】那須川の“昇龍拳”!相手の顔が跳ね上がる

 試合は、互いにサウスポー同士。序盤から那須川がジャブを当て続け、変幻自在のフットワークと接近戦でも上下の巧みな打ち分けで、相手のサンティリャンは打たれ続けた。

 9、10Rは那須川がパワフルな連打で追い詰め、判定は2者が99-91、1者は100-90のフルマークで那須川が取り、完勝した。

 6Rに那須川が見せたしゃがみこんでからの左ジャンピングアッパーは、サンティリャンの顔面を跳ね上げ、SNSでも話題となった。

 那須川はこのジャンピングアッパーについて、試合後「いろんなことを考えすぎて小さくなりすぎてるんじゃないかと。一回ああいうことをして、幅が広がるかな」と枠を取り去るための試みだったと明かす。

 また「ああいう突拍子もない動きは、パフォーマンスと思われるかもしれないけど、自分にとっては武器。相手が思い浮かばないことをやるのは良いことなので、もっと入れていきたい」とも語っていた。

那須川が次々と当てる

 海外のボクシングファンによるSNSや掲示板でも、那須川は注目されていた。

 ジャンピングアッパーについても「滅茶苦茶かっこいい」「あのアッパーはとても美しかった。欲を言えば、KOパワーがあれば良かったのに」「天心のアッパーカットと角度の変化は、彼のゲームで最も楽しい部分」「ストリートファイターの残忍なしゃがみアッパーカット、とてもクールだよ」と魅了されたという声が沢山だ。

 今回、那須川は試合後のマイクやコメントで「まだ課題はたくさんある」「苦戦する部分も見せてしまった」と反省的なコメントが目立った。

 しかし海外ファンたちの間では「天心はモロニー戦以来、インサイド(接近戦)で大きく成長したね」「インサイドで驚くほど強くなった。フットスピードを重視して“日本版ヘイニー”になるかと思っていたら、弱点を克服してきている」と接近戦での技術向上を称える声が大きい。

 さらに「今回の試合でのカットやボディへの打撃、そしてモロニー戦でのペースやスタミナから、彼の実力向上が見える」「那須川のスタイルにはキックボクシングの影響がすごくある。カットの角度もすごく面白いし、他のボクサーよりもハンドディフェンスが上手い」と実力アップやディフェンス力への評価もあった。

 そして「パンチ力をつけた那須川は非常に恐ろしいだろうね」「それはまさに、バンタム級の井上尚弥だよ」「PFPに入るよ」と“後はパンチ力がついたら最強”との声が多く見られた。

 今年11月、那須川は世界初挑戦が計画されている。まるで“ゲームキャラ”のように魅了するパフォーマンスと、次々進化してゆく実力に期待したい。

▶次のページは【フォト&動画】那須川の“昇龍拳”!相手の顔が跳ね上がる

  • 1
  • 2
フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【フォト&動画】那須川の“昇龍拳”!相手の顔が跳ね上がる

・井上尚弥、中谷潤人の試合に「こんな強い日本人が…」観戦中に頭下げ「対戦イメージ!?」その表情の数々

・中谷潤人「非情だけど狙った」西田の肩の脱臼は中谷が追い込んでいた

・那須川天心、流血も世界ランカーに完勝!井上尚弥も見守る前で”世界前哨戦”クリア「沢山の強い選手を倒しに行く」

・「あの子誰?」で話題の小顔ラウンドガール、すらりボディで天心戦に再び降臨!ファン歓喜

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加
」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧