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【シュートボクシング】牙城守った!日本最後の砦・佐藤嘉洋が日本人キラーを撃退

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2013/02/22(金)UP



シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING2013 act.1」
2013年2月22日(金)東京・後楽園ホール

▲佐藤(右)がヒザ蹴りから組み付いての首相撲で、オプスタルの動きを封じた

▼メインイベント(第12試合) エキスパートクラス特別ルール 70.0kg契約 3分3R無制限延長R
○佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX 2010世界トーナメント準優勝)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-29
●ヘンリー・オプスタル(オランダ/Team Souwer/S-cup2012世界トーナメント準優勝)

 vs日本人無敗の“日本人キラー”オプスタルをストップするべく、佐藤が“日本最後の砦”として登場。佐藤はオプスタルの快進撃を食い止めることが出来るか?

 1R、一気に圧力をかけて前に出て行くオプスタル。佐藤のローやヒザ蹴りに合わせて左フックから連打をまとめる。佐藤は右ローと右のヒザ蹴り、組み付くオプスタルだが有効な攻撃はない。ブレイク後、オプスタルは右ストレートから左フック。

 佐藤は前蹴りで下がらせてヒザ蹴りで前に出る。オプスタルは下がりながら右ロー、回り込んでパンチを返す。

 2R、佐藤はオプスタルを下がらせて左のヒザ蹴りと右ロー。オプスタルも左フックと右ローを返す。佐藤は下がるオプスタルに組み付いてヒザ蹴りを突き刺す。ジャブを伸ばす佐藤。オプスタルも左フックを連打する。佐藤の右のヒザ蹴りに、オプスタルもカウンターの左フックを狙う。

 3R、前蹴りから左のヒザ蹴りにつなげる佐藤。首相撲になると佐藤がオプスタルを押し倒す。徹底してヒザ蹴りから組み付いてオプスタルを倒し続ける佐藤。オプスタルも佐藤の組み際に左フックや右アッパーを狙うが、佐藤は組み付いて追撃を阻止する。

 判定はジャッジ1名が29-29のドローとしたものの、残り2名は30-29で佐藤を支持。

 3連敗中だった佐藤がオプスタルから勝利をもぎとった。勝者のコールが告げられると、佐藤は「やったー!」と叫び、セコンドの小森次郎会長に抱きつき、勝利の喜びを爆発させた。


▲壮絶な打ち合いとなった豪腕対決はスティーブルマンズ(左)が勝利

▼セミファイナル(第11試合) エキスパートクラス特別ルール 70.0kg契約 3分3R無制限延長R
○ウォーレン・スティーブルマンズ(南アフリカ/VOS GYM/K-1 EUROPE MAX2008優勝)
判定2-0 ※29-29、29-28、30-28
●ボーウィー・ソーウドムソン(タイ/ワンソンチャイプロモーション/WMC世界ウェルター級王者)

 セミファイナルでボーウィーとスティーブルマンズによる豪腕対決が実現。

 1R、サウスポーのスティーブルマンズに対してボーウィーはインローと右ストレート。スティーブルマンズも左ミドル、奥足ロー、左ストレートを当てる。パンチで前に出ようとするボーウィーにスティーブルマンズが矢のような左ストレートを突き刺す。ガードを固めて奥足ローと左ミドルを蹴るスティーブルマンズ。ボーウィーは右の飛びヒザ蹴りを見せる。

 2R、ボーウィーが右ストレートと左フック。スティーブルマンズは左ミドル、左ミドルでボーウィーをぐらつかせる。さらにスティーブルマンズは奥足ローをヒットさせ、左ボディから顔面への左フック。

 ボーウィーも左フックを打ち返す。ボーウィーはボディ打ちから右ミドル、スティーブルマンズは奥足ローを蹴る。

 3R、ボーウィーが強烈なボディ打ちから顔面に左右のフック。ガードを固めるスティーブルマンズに連打を打ち込む。

 スティーブルマンズも鼻血を出しながら左ボディと左フック、左ハイキックを当てる。ボーウィーは左フックから組み付いてスティーブルマンズを押し倒すがシュートポイントにはならない。判定は2-0でスティーブルマンズの勝利。豪腕対決を制した。


 

▲歌川(左)が王者の実力を見せ付けて大差の判定勝ち

▼第10試合 エキスパートクラス特別ルール 60.0kg契約 3分3R無制限延長R
○歌川暁文(UWFスネークピットジャパン/SB日本スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※30-24、30-24、29-25
●玉川 和輝(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ライト級5位)

 スーパーフェザー級王者・歌川がライト級5位の玉川と60kg契約で激突。

 1R、サウスポーの歌川がインローと左ミドルを蹴る。玉川もインローを蹴るが、歌川は確実に左ミドルを蹴って、玉川を下がらせる。そして歌川が左ミドルを蹴って、そこからの右フックでダウンを奪う。再開後、歌川は一気にパンチでラッシュ。ボディを効かせると、鮮やかなジャーマンスープレックスでシュートポイントも奪う。

 2R、ボディにパンチをまとめて前に出る歌川。玉川も右のヒザ蹴りを狙う。距離を取った歌川は左ミドルを蹴って、首相撲からヒザ蹴り。左ストレートと右フック、左ミドルとヒザ蹴りでボディを攻める。

 3R、歌川がインローと左ミドル、右フックからヒザ蹴りを突き上げる。玉川も右のヒザ蹴りを合わせて、右ボディフック。反撃を試みるが、ポイントを挽回するまでには至らず。1Rにダウンとシュートポイントを奪った歌川が勝利した。

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