【DEEP】格闘技史上に残る瞬殺劇、“幻の右”が炸裂
▼第10試合 ライト級 5分3R
○吉田善行(Team Curran)
一本 2R4分46秒 ※チョークスリーパー
●パーキー(韓国/CMA KOREA/TEAM MAD)
吉田は2008年から2010年にかけて総合格闘技の世界最高峰『UFC』にレギュラー参戦し、その後も海外のリングで活躍し続けて現在4連勝中のトップファイター。今回、なんと約6年ぶりに日本で試合を行うことになった。対戦相手はテコンドーをベースにした打撃で、2009年にDEEPを荒らし回ったパーキー。今回は病気からの復帰戦となる。
1R、吉田はパーキーの蹴りをキャッチしてのタックルでテイクダウン、バックを奪ってフェイスロックを仕掛ける。長い時間、吉田がバックを奪ったままフェイスロックとスリーパーを狙う展開が続いた。
2R、組んだ吉田はパーキーを引き倒し、すぐにバックを奪う。スリーパー狙いからマウントポジションを奪い、パンチを連打。さらにヒジを叩き込むと“ドスン!”と鈍い音が場内に響き渡る。
吉田は再びスリーパーを狙い、パーキーが逃げるとまたもマウントを奪ってのパンチ。さらにバックマウントからスリーパーを仕掛けると、今度は完璧に極まって吉田が実力者ぶりを見せ付けた。
▼第9試合 バンタム級 5分3R
○中村優作(総合格闘技スタジオSTYLE)
KO 3R53秒 ※ヒザ蹴り
●中村“アイアン”浩士(カルペディエムブラジリアン柔術)
かつてDEEPトップ戦線で活躍していたアイアンが凱旋出場。現在はアメリカの『べラトールFC』を主戦場にしており、今回は約2年ぶりのDEEP参戦となる。すでに2014年にべラトールでの試合が決まっており、今回は前哨戦の意味合いとなるか。対する優作は実績では劣るが、破壊力のある打撃を持つ。
1R、両者がステップを踏みながらお互いの出方を見合う展開。時折、アイアンがパンチで飛び込む。ラウンド終了後には、ネガティブファイト(消極的な戦い方)として両者に口頭注意が与えられた。
2Rも同様の展開となり、ネガティブファイトで両者にイエローカードが提示される。優作のローに中村がタックルを合わせて寝技に持ち込み、しっかりと抑え込んだ。
3R、アイアンがやや積極的になり、パンチからタックル。優作はすぐに立って逃げる。次にアイアンがワンツーからタックルを仕掛けたところで、優作のヒザ蹴りが最高のタイミングでカウンターヒット。優作が大番狂わせのKO勝ちを収めた。
▼第8試合 ウェルター級 5分3R
△郷野聡寛(フリー)
ドロー 判定1-1
△岡野裕城(マッハ道場)
郷野は一度引退を決意したが、盟友・三崎和雄の励ましにより本来のウェルター級で復帰。4月の復帰戦では敗れており、今度こそ勝利を飾りたいところ。対する岡野は、その郷野に一本負けを喫したことがある桜井“マッハ”速人の弟子。連勝中の勢いで郷野を喰うか。
1R、郷野の左フックに岡野も右フックを返す。郷野はフェイントを使いながらローとボディへのパンチ。岡野の右ストレートをもらった郷野はケージ際まで下がる。
2R、岡野が右ストレートから組んでのヒザ蹴り、組んだ状態からの離れ際にはヒジを繰り出す。郷野は左ストレートと右ローのコンビネーションで応戦。
3R、郷野は左ミドルをクリーンヒットさせ、前へ出てパンチとローで攻める。岡野はやや手数が減り、郷野の攻勢となったが、フックの相打ちで郷野がグラつく場面も。判定は三者三様のドローとなった。
▼第7試合 ライトヘビー級 5分2R
○井上俊介(シュクラン)
判定2-0
●キム・ネイチュル(韓国/TEAM POSSE/ROAD FC/IKFヘビー級王者)
▼第6試合 フェザー級 5分2R
○クレベル・コイケ・エルベスト(ボンサイ柔術)
一本 1R4分21秒 ※チョークスリーパー
●門脇英基(和術慧舟會東京道場/元修斗世界ライト級王者)
▼第5試合 メガトン級 5分2R
○誠悟(TEAM東京CLUTCH)
TKO 1R1分31秒 ※レフェリーストップ
●キム・ジョンワン(韓国/CMA KOREA)
▼第4試合 ライト級 5分2R
△田村ヒビキ(パラエストラ大阪)
ドロー 判定0-1
△大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)
▼第3試合 バンタム級 5分2R
○小林博幸(T-BLOOD)
判定3-0
●小林聖人(総合格闘技津田沼道場)
▼第2試合 61.2kg以下契約 女子ルール 5分2R
△杉山しずか(禅道会)
ドロー 判定1-0
△キム・ジヨン(韓国/TEAM POSSE/ROAD FC)
▼第1試合 バンタム級 5分2R
○遠藤大翼(和術慧舟會駿河道場)
一本 1R4分36秒 ※チョークスリーパー
●金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
▼オープニングファイト第2試合 フライ級 5分2R
○石橋幸太(総合格闘技DOBUITA)
一本 1R55秒 ※チョークスリーパー
●堀内佑馬(TANG TANG FIGHT CLUB)
▼オープニングファイト第1試合 ライト級 5分2R
○大山卓也(INFIGHT JAPAN)
一本 2R2分13秒 ※腕ひしぎ十字固め
●藤澤優作(禅道会)
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