【レベルス】ムエタイのヒジ凶弾にSHIGERUがTKO負け
Def Fellow
「REBELS.34×WPMF JAPAN」
2015年3月4日(水)東京・後楽園ホール
▼第7試合 メインイベント WPMF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ WPMFルール 3分5R
○スターボーイ・クワイトーンジム(タイ/WPMF世界フェザー級王者)
TKO 1R1分42秒 ※ドクターストップ
●SHIGERU(新宿レフティージム/WPMF世界スーパーフェザー級暫定王者)
※スターボーイが新王座に就く。
SHIGERUは2013年5月に森井洋介とのWPMF世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦を制し、暫定王座を獲得。対するスターボーイは昨年9月に初来日し、WPMF日本フェザー級王者・長嶋大樹を相手に圧倒的な差を見せつけKOで下した。本来1階級下の王者だが、二階級制覇を狙っての参戦となった。
1Rが始まるとスターボーイはどんどん前へ出て行ってプレッシャーを与え、SHIGERUの頭部にヒジを突き立てる。SHIGERUはそこへパンチを合わせようとするが、ヒットを奪えずクリンチ状態に。
クリンチでのブレイクが続いた後、スターボーイが組み付くとSHIGERUは不用意に頭を下げてしまい、そこへスターボーイがヒジを突き立てる。SHIGERUは側頭部をカットされて流血し、ドクターチェックに。
傷は小さいが深く、血が噴き出している状態のためドクターストップがかかり、スターボーイがTKO勝ちで世界王座に就いた。
【試合動画】ヤスユキ vs SHIGERUのREBELS-MUAYTHAI王座決定戦
▼第6試合 セミファイナル 70kg契約 REBELSルール 3分3R延長1R
○日菜太(クロスポイント吉祥寺/初代REBELS 70kg級王者)
判定3-0 ※30-25、30-25、30-26
●ラモン ・マイロフ(ウクライナ/Legion Gym/WPKA世界王者)
日菜太は昨年12月の『BLADE』で長島☆自演乙☆雄一郎を破り、日本一の座に王手をかけつつある。その日菜太の相手に用意されたのは、2011年W5世界王者、WPKA世界王者のマイロフだ。32戦26勝(13KO)6敗という戦績を持つ23歳のマイロフは、初代K-1 WORLD MAX世界MAX王者アルバート・クラウスを育てた名伯楽デニス・クラウェル氏が自信を持って送り込んだ選手だという。
1R、三日月蹴りを突き刺した日菜太は左ストレートと左の蹴りでいきなりラッシュを仕掛ける。マイロフが反撃してくると一度落ち着き、左ミドル、左ストレート、左ヒザを的確に当てる。マイロフは右の蹴りと左フックで応戦。
2R、日菜太は右ジャブを多用して左ストレートにつなげ、左ミドルを連打してダウンを奪う。さらに左ミドルから組み付いてのヒザ蹴り連打で2度目のダウンを追加。日菜太はラッシュを仕掛けるが、マイロフも意地を見せて左右フックで応戦する。
3R、ジャブからの左ローを効かせる日菜太だが、マイロフもフック&アッパーで反撃。日菜太はジャブ、左ミドル、ヒザ蹴りで慎重に攻めるが、マイロフの左フックをもらって危ない場面も。マイロフが最後まで試合を諦めずに反撃し、勝敗は判定までもつれ込み日菜太の判定勝ちとなった。
日菜太は「キックボクシングの世界一を決める大会がなくなったので、海外の強い選手を一人一人倒していくしかない。今日はKO出来なかったので、まだ練習が足りないです」とKOを逃したことを反省し、「内山さんが応援に来てくれました。僕も内山さんのように世界が獲れるように頑張っていきます」と、リングサイドで観戦していたWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志にお礼を述べた。(日菜太は内山が所属しているワタナベボクシングジムに出稽古に通っている)
また、観客席から「次は誰とやりたいの?」と問いかけられると、「アンディ・サワー」と答えた。
【試合動画】日菜太が韓国王者を迎え撃つ
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