【シュートボクシング】鈴木博昭、ザカリアがKO勝利で11月S-cup出場へ
▼第10試合 70.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
◯坂本優起(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級王者)
判定2-0 ※29-28、29-29、29-28
●加藤智亮(バンゲリングベイ・スピリット/2015北斗旗全日本空道体力別選手権大会-250クラス王者)
現在3連敗中の坂本が、大道塾の『北斗旗全日本空道選手権大会』でセーム・シュルト以来18年ぶりに外部選手としてトーナメント優勝を果たした実績を持つ加藤と対戦した。
1R、左ハイ、左ミドルと蹴りを多用する加藤に対し、坂本が右ストレートをクリーンヒットさせ、いきなりダウンを奪う。2Rは加藤が逆襲を見せ、跳びヒザから組んでのヒザを当てていき、坂本を追い込む。
3R、絶妙なタイミングで加藤はテンカオを突き刺す。坂本がパンチを出しながらプレッシャーをかけると加藤もパンチで応戦。加藤はコーナーに追い込み、ヒザ、左ハイで坂本を詰めるが、耐える坂本は意地を見せパンチで反撃し前に出る。巻き返しの目立った加藤だが、ダウンの差が大きく、坂本が僅差の判定勝ちを収めた。
▼第9試合 SB日本スーパーライト級王座決定戦 65.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R無制限延長
◯MASAYA(シーザージム/前SB日本スーパーライト級王者)
判定3-0 ※三者とも50-47
●奥山貴大(ブラジリアンタイ/GSB)
※MASAYAが新王者に
前SB日本スーパーライト級王者MASAYAは、当初、平井慎介(フォースクワッド)と同王座を争う予定だったが、平井が練習中のケガで欠場に。この試合は11月に開催予定のビッグマッチS-cupへの出場権を懸けたタイトルマッチだったために、特例として8月の大阪大会で平井と延長戦にもつれ込む接戦を演じた奥山が代打出場することが決定した。奥山は4戦2勝2敗と浅いプロキャリアながらもビッグチャンスを得たこととなる。
1R、ローからジャブにつなぐMASAYAに対し、奥山は右ローから一気に距離を詰めてヒザをMASAYAの左足に打ち込んでいく。2R、左ミドルからジャブと速い攻撃を見せるMASAYA。距離を詰める奥山はロー、ヒザだけでなく右ストレートもヒットさせる。
3R、MASAYAは左右フック、バックブロー、前蹴りと次々と攻撃をあ当てて、奥山を下がらせる。
4R、疲れの見える奥山に、MASAYAは遠い距離から攻撃を当て、奥山を下がらせる。5Rも手数に落ちないMASAYAは左右フック。さらに右ミドル、ハイと蹴り数も増やして奥山を追い込む。タフな奥山を最後まで仕留めることは出来なかったが、MASAYAがフルマークの判定勝ちを収めた。
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