【Krush】小澤が武尊を苦しめた強敵に勝ちV2
▼第7試合 Krush -67kg Fight 3分3R・延長1R
○牧平圭太(HALEO TOP TEAM/第3代Krush -67kg王者)
TKO 3R 57秒 ※レフェリーストップ
●KENJI(K-1ジムEBISU小比類巻道場)
牧平はミドルキックを中心とする蹴り技を得意とし、2014年4月に元K-1ファイターの山本優弥を破って第3代Krush-67kg級王座に就いた。2015年7月にはK-1-70kg初代王座決定トーナメントに挑み、日本人で唯一の準決勝進出を果たしている。しかし、その後は3度目の防衛に失敗して王座を失い、現在4連敗中と後がない状態だ。対するKENJIは突貫ファイトを身上とするファイタータイプ。
1R、序盤からサウスポーの牧平が左ロー、左ミドルで攻めていく。KENJIがパンチで行こうとすると左ヒザを合わせる。右のパンチを命中させたKENJIだが、牧平の左ハイにグラつく。その後も左ローと左ハイで上下に揺さぶる牧平。
2R、牧平に蹴られてもかまわず突進してパンチを打つKENJI。牧平は勢いに押されながらも左ローを蹴る。両者つかみ合い、転倒を繰り返す乱戦模様の中、牧平のヒザ蹴り、ハイがヒットする。
3Rもパンチで突進するKENJIに牧平は左ローを連打、そして左ハイでKENJIの右目上から流血させる。ドクターチェックとなり、ここで試合はストップ。牧平のTKO勝ちとなった。
●編集部オススメ記事
・4連敗の牧平が背水の陣でKENJIと激突
▼第6試合 Krush -70kg Fight 3分3R・延長1R
○中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/第3代Krush -70kg王者、K-1 WORLD MAX 2010日本トーナメント準優勝)
KO 2R 2分00秒 ※飛びヒザ蹴り
●山崎陽一(K-1ジム・シルバーウルフ)
K-1にも参戦している-70kgのトップファイター、中島と山崎の3度目の対戦。両者は2013年8月の『Krush.30』で初対決、判定2-1の僅差で山崎が勝利した。2度目は2015年4月の『Krush.53』で行われ、この時は中島が判定勝ちを収め、Krush -70kg王座決定トーナメント決勝戦で優勝して第3代王者になっている。
1R、中島が強い右ローを主軸に左ボディブロー、左ミドル、飛びヒザ蹴りなどコンビネーションで積極的に仕掛けていく。山崎もローを返すがやや単調。
2R、山崎がフックを放って前へ出るが、中島は顔面とボディへのパンチから右ローにつなげるコンビネーション。中島は豪快な左ハイでダウンを奪うと、最後は顔面にパンチを集めての飛びヒザ蹴りで山崎をマットに沈めた。
中島はマイクを持つと、「なんだかんだ自分が70kgの日本人で一番強いと思っています。自分が一番だと思っています。6月のK-1の70kgトーナメントでは自分が必ずベルトを巻きます」と宣言した。
●編集部オススメ記事
・中島vs山崎、3度目の決着戦へ闘志「目指すはベルト」
▼第5試合 Krush -53kg次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2016 -55kg王者)
判定3-0 ※三者とも30-27
●出貝泰佑(TEAM GYAKUSAN/Bigbangスーパー・バンタム級王者)
1R、軍司はワンツーを連続ヒットさせ、右ハイで出貝を脅かす。さらに左ボディブローも。軍司のパワフルな攻撃に出貝は動きが止まりがち。スピードも軍司が上回った。
2Rは出貝が前に出る。しかし、軍司のワンツーで出鼻を挫かれ、右ストレートからの左フックをもらう。ローを蹴り返す軍司だが、軍司の攻撃のリズムの速さについていけない印象。
3R、出貝は右後ろ蹴りをヒットさせるが、後が続かない。軍司が多彩なコンビネーションを回転させ、左ボディブローを強く決める。軍司が左右ボディブロー、飛びヒザ蹴り、そして顔面へのパンチで出貝を下がらせ、判定完勝で王者・武居芳樹への次期挑戦権を手に入れた。
軍司はマイクを向けられると「今日の試合はKO出来なかったんですが、次のタイトルマッチで僕が絶対にチャンピオンになるので期待していてください」と、王座奪取をアピールした。
●編集部オススメ記事
・軍司、翌日の卒業式を無事に迎えられるか
●次ページ:Krush -60kg次期挑戦者決定トーナメントで8選手が激闘
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】