【ムエタイ】天才少年・吉成、ラジャダムナンでの30万賭け試合でKO勝ち

2017/03/20（月）UP
（最終更新：2017/04/03 12:47）

「スック・シェフブーントゥム」
2017年3月9日（木・現地時間）タイ・ラジャダムナンスタジアム

▼44kg契約
○ナダカ・エイワスポーツジム（＝吉成名高/エイワスポーツジム）
KO　3R
●ビックボーン・ソージョイトイペッリュ（タイ）

　ソーソムマイ、チュージャルン、ソンチャイ、ペッティンディなど有力プロモーターが協力した新プロモーターのブーントゥム氏が手掛ける興行に元ジュニア17冠王の天才少年・吉成が出場した。対戦相手のビックボーンはタイの地方のチャンピオン。なお、この試合は10万バーツ（約30万円）の賭け試合で行われた。

　1Rは静かな立ち上がりでお互いに様子見となり、2R目に入ると、ビックボーンが首相撲にくる展開に。これに対し吉成はパンチとヒザで応戦する。

　3R、ビックボーンは首相撲でどんどん前に出てくるのに対し、吉成もまた首相撲で応戦。中盤に吉成のカウンターのヒザが相手の腹に突き刺さり、前のめりに倒れたところでレフェリーが試合を止めた。

　KO勝利を収めた吉成は「応援してくださってる皆様のおかげで勝てました。練習してきた事が出せて嬉しいです。3月5日のムエロークでプロデビューした（品川）朝陽と僕が両方ともKO勝利というかたちで勝てて、会長と先生に少しは恩返しができたかなっと思ってます。これからも頑張ります」とコメントした。