TOP > 試合結果 一覧

【パンクラス】”野生獣”手塚裕之が鮮烈1R決着で暫定王座を獲得

【パンクラス】ミノワマン、1年10ヶ月ぶりの復帰戦に勝利ならず
フォロー 友だち追加
2019/06/30(日)UP

徹底して上を取り続けた石川(上)

▼第9試合 ミドル級 3分3R
●ミノワマン(フリー)
判定0-3 ※27-30、27-30、26-30
○石川英司(GRABAKA)

ミノワマンは赤いレスリングパンツに日の丸をマント替わりに背負い入場

 ミノワマンは1996年にプロデビューし、実に100戦を超えるキャリアを誇る。これまでにパンクラス、DEEP、PRIDE、HERO’S、DREAM、IGF、ROAD FCなど国内外の多くのリングを経験。2017年9月には韓国のビッグマッチ『ROAD FC』で韓国人選手にTKO勝利しているが、総合格闘技ルールではそれ以来の試合。

 対する石川もプロ55戦のキャリアを持つ大ベテラン。レスリングをバックボーンに持ち、パウンドを得意とする。現在もコンスタントに試合に出続け、昨年6月にはDEEP二階級制覇・横田一則の引退試合相手を務めると、容赦無く勝利して見せた。

 レジェンド同士の一戦となる本戦、石川がレイバンのサングラスをかけた「大門スタイル」で姿を現すと、ミノワマンも赤いレスリングパンツに日の丸を背負う入場で会場のボルテージは最高潮に達した。

 1R、ミノワマンがプレッシャーをかけ、石川が回る展開で試合開始。石川が左ボディストレートをヒットさせると、ミノワマンのパンチをかいくぐり両足タックルを決めテイクダウンンを奪う。下になったミノワマンは石川の左腕をロックし上体を起こさせないが、徐々に石川が隙間を見つけては上からヒジを落とす。

勝利した石川は観客と共に「大門ショーット!」

 2Rも展開は変わらず、石川の右フックでミノワマンがバランスを崩したところに足をかけて倒した石川は、上からヒジの連打。
 下から体を密着させるミノワマンを引きはがし、石川がグラウンドでパンチを見舞う。ラウンド開始時にスタンドに戻るが、またもテイクダウンを取られ上から抑え込まれるミノワマン。下から拳を突き上げるが、粘り強い石川の抑え込みをはねのけることはできず、ジャッジ1名は4点差をつけるフルマークの判定で石川が勝利を収めた。

 試合後の石川はサングラスとライフルを握り再び大門スタイルへ。マイクを握ると「1・2・3でいくぞー!」と観客をあおり、観客と共に「1・2・3・大門ショーット!」とライフルを突き上げた。

▶︎次ページは東陽子、神酒龍一の試合結果

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・6月大会の試合順決定、メインは手塚裕之vs高木健太の暫定王座決定戦

・KO率83%・手塚裕之の暫定王座決定戦の相手が、KO率88%・高木健太に変更

・ミノワマン約2年ぶり総合格闘技試合は、石川英司とレジェンド対決

・長州力引退、船木誠勝が18年の時を超え”幻”の長州vsヒクソン戦を予想

・【K-1】武居由樹が衝撃の3連続KO勝利でスーパー・バンタム級トーナメント優勝(動画あり)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています
」をもっと見る

TOP > 試合結果 一覧