【パンクラス】”野生獣”手塚裕之が鮮烈1R決着で暫定王座を獲得
▼第10試合 バンタム級 暫定王者決定戦 5分3R
瀧澤謙太(リバーサルジムスタンドアウト)
※ダスタンのメディカルチェック不通過のため中止
ダスタン・オムルザコフ(キルギス/サルブラク)
▼第8試合 バンタム級 5分3R
○東 陽子(和術慧舟會 AKZA)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●キム・ヨンギ(大韓民国/TEAM J)
開始直後から激しい打ち合いに挑む両者。東の右フック、ストレートが数度キムの顔面をとらえるが、キムもひるまずに打ち合いに応じる。東のオーバーハンドの右フックで大きくぐらつき、パンチ被弾で口の中が真っ赤になるほど切れても、キムは手数を緩めない。
パンチ中心の東に対しキムは左右のローを混ぜ、東は左前足が泳ぐ。足のダメージと打ち疲れからか、東から組みに行くシーンが増え、後半はカウンター狙いにシフト。ダウンまでは至らないものの、キムの顔面へ強烈なパンチを単発ヒットさせ続けた東が判定で完勝した。
勝利を収めたものの表情が浮かない東は「柔道家は打撃が苦手というのがあるので、打撃を練習してきたが、まだできていない。MMAはすべてできてあたりまえなので、すべてやっていきたい」と反省しきり。しかしリング上がった息子には笑顔を見せ、「今日は少しいい肉を買っていきたい」と、恒例の焼肉を少し豪華にすると笑った。
▼第7試合 フライ級 5分3R
○神酒龍一(CAVE)
KO 2R4分57秒 ※左ヒザ蹴り
●井上 学(C.A.C.C.スネークピットジャパン)
早々に主導権を握った神酒が左フックのヒットからテイクダウンを奪い、グラウンドパンチを決める。井上は蹴りを見せるも足を取られ、何度も転ばされてしまう。しかし2ラウンドに入ると神酒をケージに押し付けて右額をカットさせる。
主導権を握られるかに見えた神酒だったが、不意に繰り出した飛びヒザ蹴りが井上のアゴに直撃。パンと乾いた音が響いた直後に崩れ落ちた井上はそのまま立てず、神酒のKO勝利が宣告された。
「(飛びヒザ蹴りは)当たると思ってなかったです。復帰して3年ぶりくらいに勝ちました。応援してくれた人が良かったと思うように戦うので応援よろしくお願いします」
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