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【BOM】柿沼慶がダウン奪うも、出血で無念のTKO負け

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2019/07/21(日)UP

BOMプロモーション
「BOM-THE BATTLE OF MUAY THAI SEASONⅡ vol.4-」
2019年7月21日(日)東京・新宿FACE

柿沼(左)はカットを奪われてTKO負け

▼第11試合 WMC世界スーパーウェルター級ランキング戦 3分5R
●柿沼 慶(ポゴナクラブ)
TKO 3R 0分53秒 ※カットによるドクターストップ
○MANOLI MICHALIS(シリラック ムエタイジム)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

 柿沼は2018年12月にWMC日本ウェルター級王座を獲得。パワフルなパンチと闘争心あふれるファイトスタイルで試合を盛り上げる。対するMICHALISはキプロス出身のムエタイファイター。タイの人気テレビマッチ「マックスムエタイ」において、長いリーチを武器に活躍を見せている。柿沼は世界への足掛かりに、実力を試される一戦となる。

 1R、柿沼が重い右ローで先制すると、MICHALISは右ミドルを返していく。中盤以降、両者フックやストレートを交錯させた。

左ストレートでグラつかせた柿沼(左)だったが無念のTKO負け

 2R、柿沼がリズムに乗ってテンポ良く、左右のローからワンツーを狙っていく。対するMICHALISが近距離で左の縦ヒジをヒットさせると、柿沼の目尻から出血し1度目のドクターチェックが行われる。再開後、一気に倒そうと前に出る柿沼に、MICHALISは徹底的にヒジを狙い、右ヒジで2度目のドクターチェックを奪う。終盤、怯まず前に出る柿沼が、MICHALISの前進に左ストレートを押し込むようにヒットさせてダウンを奪い、会場が沸く。

 3R、柿沼が前進してワンツーからの左フックでMICHALISをグラつかせる。会場が沸く中、柿沼は全力でワンツーを振るっていき、MICHALISは防戦一方となる。しかし、MICHALISはしつこく組み付き、近距離での右ヒジを何度も当て込むと、出血が悪化してこの試合3度目のドクターチェックが入る。傷口が大きく広がりドクターが続行不可能と判断したため、MICHALISのTKO勝利となった。柿沼はTKOが宣告されて崩れ落ちた。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 


軸足を払っていき勝利した渡辺(左)

▼第10試合 WMC 日本 56.50kg契約 3分5R
○渡辺 優太(P.Kムエタイジム)
判定3-0 ※三者とも49-48
●AHMADISAF OMID(WSR)

 1、2Rはサウスポースタイルの渡辺に対して、OMIDは左右にスイッチしながら右に回って、左右の飛び込みフックを振りまわす。2R終盤になるにつれて、渡辺は強烈な左ローやミドルを当て始めた。

OMID(左)も動いて根気強く戦った

 3R、左右に動き回るOMIDに対して、渡辺が前進して左ローやミドルでダメージを蓄積していく。 OMIDは若干手数が落ちるが、飛び込みの左フックをさせる。4Rになると、渡辺が徐々に圧力を強めて、豪快な左ローやミドルと放っていくと、 OMIDの内ももには内出血が見えるようになり、動きが鈍る。

 5R、 OMIDが上下に頭を振りながら左のフックを見舞っていくと、渡辺は軸足を払って転倒させる。中盤以降は渡辺が手数を増やして、左ミドル、ローを基点に当て続けた。後半に手数を増やした渡辺が判定勝利した。


ローキックで攻める松本

▼第9試合 WMC日本 58.00kg契約 3分3R
●佐野 貴信(創心會)
TKO 1R2分17秒 ※カットによるドクターストップ
○松本 龍斗(京都野口ジム)

 1R、序盤は松本が左ジャブから右の速いローを走らせると、佐野も右ローを返す。中盤、近距離で松本が左縦ヒジをヒットさせると、佐野の目じりから出血は見られた。ドクターチェックが行われて再開後にテンポを上げて攻め立てる松本は、組み付いての右ヒジをヒットさせて佐野の出血が悪化。2回目のドクターチェックが行われると試合続行不可能となり、松本のTKO勝利となった。


一度はダウンを奪われたデビット(右)だったがダウンを奪い返して勝利

▼第8試合 WMC 日本 スーパーバンタム級(55.34kg) 3分3R
○知花 デビット(エイワスポーツジム)
KO 2R3分00秒 ※右フック
●鈴木 貫太(ONE’S GOAL)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

 1R、両者ローを蹴り合う。デビットの左フックに鈴木が右フックをテンプルに合わせて先制のダウンを奪う。デビットは立ち上がって、果敢に前に出て打ち合う。

 2R、ダウンを奪われたデビットは前に出てパンチの打ち合いに持ち込む。鈴木は前に出るデビットに対して、右ストレートをヒットさせて右ハイまで繋ぐ。しかし、デビットが圧力で上回り、左ボディを効かせて狙いを澄ました左フックをクリーンヒット。これに鈴木がダウンしてカウントが進む中、何とか立ち上がった鈴木だったがレフェリーが試合を止めた。

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▶次のページは大田原vs國本、奥脇vs清志と第5試合~第1試合の結果

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