【世界柔道】阿部一二三、丸山城志郎に技ありを奪われ３位に。兄妹優勝ならず

2019/08/26（月）UP
（最終更新：2019/09/02 09:32）

　8月26日（月）、日本武道館において世界柔道選手権・東京大会の2日目が開催され、男子66kg級と女子52kg級が行われた。

　男子66kg級の世界柔道3連覇を狙う阿部一二三（22＝日体大）は準決勝まで危なげなく勝ち上がった。準決勝の相手は丸山城志郎（26＝ミキハウス）。世界柔道初出場ながら、今年出場した国内外の大会では全て優勝で飾り勢いに乗る。

　試合は本戦の攻防で丸山は足を痛め、引きずりながら試合をするが、その丸山を攻めきれず延長戦へ。

　延長でも組み合いの攻防が続いたが、丸山の巴投げで技あり。延長戦なのでこのポイントで試合は終了。ここで阿部３連覇と、２年連続兄妹優勝の夢は潰えた。

　阿部は３位決定戦にまわりイタリアのロンバルトと対戦。延長戦では阿部の背負いが返され、ヒヤリとするシーンもあったが、ポイントにならず、最後は大腰で投げ一本勝ちを決め３位に入賞した。

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