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【NJKF】波賀宙也がムエタイ選手と接戦の末、悲願の世界王座獲得

2019/09/23(月)UP

波賀(左)がトンサヤーム(右)のこかしを乗り越えIBF世界王座を奪取

ニュージャパンキックボクシング連盟
『NJKF 2019 3rd』
2019年9月23日(月・祝)東京・後楽園ホール

▼メインイベント 第11試合 IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王座決定戦 3分5R
○波賀宙也 (29=立川KBA/同級1位) 
判定2-1 ※48-49、49-48、49-48
●トンサヤーム・ゲッソンリット (19=タイ/同級3位)

波賀(左)は積極的に組み、ヒザをトンサヤームのボディに叩き込んだ

 波賀はNJKFスーパーバンタム級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座、IPCCインターコンチネンタル60kg級王座など数々のタイトルを獲得してきた実力者。2月、4月とムエタイのランカークラスと連戦しタイ人対策を積み重ねた。トンサヤームはムエタイのスーパースター・センマニーの再来と呼ばれる19歳。若きムエタイ戦士を「若いので動きに正確さ・緻密さがない」と評価した波賀が、自身初の世界王座奪取へ挑む。

 1R、波賀が右ローから入るとトンサヤームがパンチで応戦し、リーチの長い右ストレートを浅くヒットさせる。波賀は入り際にヒジを狙い、首相撲ではトンサヤームをロープに押し込みのけぞらせ、よい体勢をキープしヒザをボディにヒットさせる。トンサヤームが波賀の左ミドルをキャッチし、軸足を払いこかす。

トンサヤーム(左)も組みから波賀をこかしてムエタイの採点を優位に運ぶ

 2R、波賀から組みに行き、トンサヤームの左側から右ひざをボディに叩き込む。トンサヤームは離れて左ミドルを打ち込むが、波賀がパンチを合わせ、そのまま組みに行く展開。トンサヤームから組んでも波賀が回しながら優位なポジションへ。こかしには至らないものの、首相撲は波賀が優位。右ミドルが効いたトンサヤームがまっすぐ後退するも、要所で波賀をこかす。

 3R、下がるトンサヤームへ波賀が右ミドルから左ストレート。組んでヒザを打ち込み、波賀の優位なポジションのままブレイクされる。トンサヤームもヒザを返し、組みから2度波賀をこかすが、波賀も左ハイを受け止めそのまま押し込み倒し返す。

 4Rもトンサヤームが離れ際にヒジを見せるが、波賀が左ストレートから良いポジションで組み、主導権を渡さない。トンサヤームの動きは鈍らないが、波賀がプレッシャーをかけトンサヤームが後退する展開は変わらない。5Rも波賀の左ストレートからの組みヒザが冴え、トンサヤームは決め手がないまま終了のゴングを迎えた。

悲願の黒いベルトを腰に巻いた波賀は「ちょっと休憩したい」と厳しい道のりだったことを感じさせた

 読み上げられた判定は1人目がトンサヤームを支持。会場がどよめく中、2人目が波賀。最後の1人も波賀を支持し、2-1のスプリット判定で波賀が念願の世界王座を手にした。

 IBFのベルトを巻いた波賀は、勝利者インタビューに応え「今回世界タイトルマッチが決まって、練習がきつくて会長のこと嫌いになりそうでしたけど、ついてきてよかったです」とかつてないハードな練習を乗り越えての戴冠だったことを明かした。今後の目標について問われると「この試合に懸けていたので、ちょっと休憩させてください」と安堵の表情で答え、会場の観客から祝福の拍手を贈られた。

▶次ページはS1トーナメント55kg級1回戦

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