【スックワンキントーン】石井一成が豪快KO勝利で再起、小嶋はIBFのベルトを逃す
ノーナクシン東京
「SUK WAN KINGTHONG (スック・ワンキントーン)Go to Raja」
2019年11月13日(水)東京・後楽園ホール
▼第7試合 メインイベント 51kg契約 3分5R
●ヌアペット・キラスポーツ(タイ/ルンピニースタジアム認定フライ級5位)
KO 3R1分48秒 ※右フック
○石井一成(ウォーワンチャイプロモーション/WPMF世界フライ級王者/IBFムエタイ世界フライ級王者/KING OF KNOCKOUTフライ級王者)
石井は福岡に拠点を置きアマチュアで14冠を達成しプロデビュー。スピードのあるパンチや鋭いローキックを武器にIBFムエタイ世界フライ級王座、WPMF世界フライ級王座、初代KNOCK OUTフライ級王座など国内外の様々なタイトルを獲得してきた。今年の8月にWBCムエタイ世界スーパーフライ級王座決定戦に出場するもペットタイランドに敗北し今回が再起戦となる。戦績は36戦26勝(13KO)9敗2分。
ヌアペットは86戦60勝(20KO) 23敗3分の戦績を持つパンチが得意な選手(ムエマッド)で、序盤から積極的に攻撃するファイトスタイルでTVでも人気だという。9月24日にルンピニースタジアム認定フライ級王座に挑戦、4RKO負けを喫したものの、石井にとっては過去最強とも言える相手だ。
1R、細かく左右にステップを踏みながら左ジャブ、右ローを放つ石井。離れ際にヌアペットの右フックが石井のテンプルをとらえると会場に緊張が走るが、石井がここからギアを上げ右ストレートをヒット。左右のボディを打ち込みコーナーに詰め左フックでダウンを奪う。ヌアペットは立ち上がるも石井の一方的な攻撃は止まらず、何とかゴングまで耐えきる。2Rに入るとヌアペットがタイミングのいい大ぶりの右フックを何度も石井にヒットさせヒヤリとするシーンも見られたが、石井が左ボディから右ローでロープに詰め、右ハイキックでダウンを追加。立ったヌアペットに石井は攻撃の手を緩めず、ヌアペットはまたもゴングに救われる。
3Rに入ると息を吹き返しはじめたヌアペットが右ローを強振しプレッシャーをかけ始めるが、石井は鋭い左ジャブで距離を保つ。石井が速い左ミドル、右ストレートをヒットさせるとヌアペットはロープに後退。追い詰めた石井が連打の中で右フックをヒットさせるとヌアペットはゆっくりと左に倒れ三度目のダウン。ダメージが大きいと見たレフェリーはカウントも取らずに試合をストップ。石井が過去最強と言われた相手を一方的なKOに葬り見事再起を果たした。
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