【ボクシング】渡部大介が怒涛の打ち合い制し優勝で漫画「はじめの一歩」登場権獲得、和氣慎吾はKO勝利で世界再挑戦誓う
『DANGAN235』
2020年8月22日(土)東京・後楽園ホール
▼はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント決勝
○渡部大介(29=ワタナベ/日本フェザー級4位)
判定3-0 ※76-75、77-74、78-73
●草野慎悟(31=三迫)
漫画『はじめの一歩』が週刊少年マガジン(講談社)に連載開始して30周年を記念し企画されたこのトーナメント。昨年11月よりプロボクシングのA級ボクサーがトーナメントに参戦し優勝賞金100万円に加え、「はじめの一歩」に登場する権利の獲得を目指して争われている。両者は今年2月の準決勝戦を勝ち抜き5月の決勝に挑む予定だったが、新型コロナ蔓延のために延期となり、今回の開催となった。
1R、リーチのある草野はサウスポースタイルから踏み込んでの左のボディストレートで攻める。渡部は草野が入ってきたところにカウンターの右を草野のアゴにヒットさせる。草野のボディに渡辺の右という攻防が続く。
2Rには渡部が踏み込んで攻めれば草野がカウンターで返し打ち合いになるなど、お互い一歩も譲らない。草野の左ストレートが渡部の顔、ボディとヒットし、渡部が危うくなる場面も。
3R以降も、草野の左が好調も渡部は強烈な右を返しヒットさせていく。お互い譲らない激戦の中、5Rに渡部の右ストレートがヒットし草野はダウンする。以降もお互い一歩もひかない打ち合いとなり消耗戦に。最終の8Rも序盤から互いに被弾する打ち合いが続くがラウンド後半は渡部のパンチがアゴ、ボディへ綺麗にヒットするが草野は倒れず。決勝戦にふさわしい名勝負となった。
判定はダウンを奪った渡部が3-0で勝利。
渡部は試合後のマイクで「日本タイトルに挑戦したい」と意気込んだ。そして『はじめの一歩』に登場する権利を獲得したことについては「何かインパクトを与えるキャラと言いますか、ああ、出てたなということで忘れられるのではなく、何かやらかしても良いからインパクトのあるキャラで描いていただければと思います」と希望した。
▶︎次ページはリーゼントボクサー和氣慎吾がKO勝利で世界へ再スタート
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