【新日本キック】王者・勝次が潘隆成の技巧を崩せず連敗、注目のモデルキックボクサー・アリスは初黒星
▼第3試合 51㎏契約 2分3R
●アリス(伊原道場本部)
判定0-3 ※三者とも27-30
○ERIKO(ファイティングラボ高田馬場)
アリスは日本人の父とイスラエル人の母を持ち、4歳の時から伊原道場で腕を磨いたキャリアは13年の筋金入りのキックボクサー。2018年には「ミスセブンティーン2018」の栄冠にも輝き、現在は『UNDER ARMOUR』『EVERLAST』など、スポーツ・格闘技用品モデルとしても活躍している。今回は昨年3月以来のプロ2戦目。対するERIKOはプロ3戦目。
堅さの見えるアリスへERIKOが頭をつけるように前進しパンチ連打。ロープ際にのけぞるアリスへ左フックをクリーンヒットさせ、頭から潜り右ボディを何度も直撃させる。アリスは右ロー、左ジャブを見せるも強引に距離を詰めるERIKOがペースを握る。
2R中盤にはアリスが強烈な右ミドルをヒットさせるがERIKOは止まらず。3Rにアリスが右ハイキックをヒットさせるがERIKOが右フックを当て返し帳消しに。左右フックから右ローを刻み続けたERIKOがフルマークの完勝を収めた。
▼第2試合 62kg契約3分3R
●甲斐康介(伊原道場本部)
不戦勝 ※甲斐のケガのため
○吉田凛太朗(VERTEX)
▼第1試合 ミネルヴァ女子52.1㎏契約 2分3R
●芳美(OGUNI)
判定0-3 28-29 28-29 28-30
○NA☆NA(エスジム)
芳美はかつて放映されていた恋愛トークバラエティ番組「恋のから騒ぎ」に出演し(2004~2005年)、アイドルキックボクサーとして注目を集めていたが、現在はキック一筋。新日本のみならず、NJKF、J-NET、ジュエルスなど様々なリングにあがる。対するNA☆NAは昨年6月にプロデビュー。強い圧力を武器とし、激しい試合展開を信条とする。
NA☆NAが左ジャブから左右ローで前進すると、芳美が右ストレートをヒットさせNA☆NAをのけぞらせる。NA☆NAは圧力を強め、強い右ローから右ストレートを打ち下ろしヒット。芳美は左フックから右バックハンドブローを多用し、よくあてる。
ミネルヴァ女子ルールのため発表された中間ジャッジは20-19、19-20、19-19の三者三様。これを聞いた両者は最終ラウンドに激しい打ち合い。NA☆NAが右ローから左右ストレートをヒットさせると、芳美も左右フックからバックハンドブローを返す。両者激しい打撃音を響かせるが、NA☆NAが前進するまま終了のゴング。最終ラウンドの打ち合いを優勢に進めたNA☆NAが判定勝利を収めた。
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