【レベルス】ぱんちゃん璃奈が初メインで完勝も「KOできなくて申し訳ない」、良太郎が北川“ハチマキ”をTKOで下す
▼第7試合 64kg契約 3分3回戦(延長1R) REDルール
○良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-RED ライト級王者)
TKO 3R 2分12秒 ※スリーノックダウン
●北川“ハチマキ”和裕(PHOENIX/元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元REBELS-MUAYTHAIライト級王者)
良太郎は現REBELS-REDライト級王者。直近では2連敗と苦戦しているが、アグレッシブな姿勢と技巧を併せ持つ名王者のひとりである。対する北川は良太郎が持つREBELS-REDの前身であるREBELS-MUAYTHAIライト級を含む2階級制覇王者。公言している引退試合の前に、古巣のレベルスで一戦を挟む。
1R、北川が伸びる左ジャブ、重心を後ろに置いた右ローで先制攻撃。良太郎がプレッシャーをかけると入り際に北川が大きな右フック。そのまま組みつき、北川がヒザ連打を良太郎の太ももへヒットさせる。
2R、良太郎の前進に北川が右縦ヒジをあわせる。良太郎は強引に前進、右フックから組みヒザ。離れ際に右フックと乱戦に持ち込む構え。やや疲れが見える北川は右ローで牽制するも、良太郎が強いプレッシャーをかけながら前進。北川をコーナーに押しつけヒザを突き上げる。
3R、ニュートラルコーナー際で激しい首相撲の主導権争い。その中で放たれた良太郎の右ヒジが北川の側頭部にクリーンヒットし、北川がダウンを喫する。立ち上がるも良太郎の右ミドルを受け体がくの字に曲がったところへ、良太郎がパンチをまとめ2度目のダウンを奪取。それでも北川は立ち上がるが、最後は北川をロープに詰めた良太郎がパンチ連打を浴びせて3度目のダウンを奪取。現王者の良太郎が元王者の北川を下し、公言通りの”介錯”を果たした。
試合後に良太郎は、今回がレベルス最後のリングとなった北川へマイクを促した。北川はマイクを握ると「応援してくれてる人になんとかもう一回勝ったところを見せたかったけど、僕の力不足でそれができずに申し訳ないです」と、長く応援しているファンへ謝罪の言葉を述べた。
そして「レベルスで試合をするのは最後ですけど、NKBで引退試合を行わせていただくので、そこで勝つところを見せるためにやろうと思います。何度も心が折れそうで、好きでやってるはずのキックがずっとつらくて。それでももう一度勝つところを見せたいです。来年ここに見に来ていただければうれしいです」と、来年行われる予定の引退試合で最後の勝利を見せると宣言した。
▶次ページは小笠原兄弟出場の55.5kgトーナメント準決勝
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