【レベルス】ぱんちゃん璃奈が初メインで完勝も「KOできなくて申し訳ない」、良太郎が北川“ハチマキ”をTKOで下す
REBELSプロモーション
『REBELS.67』
2020年11月8日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント 第9試合 47kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール
○ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE/REBELS-BLACK 女子46kg級王者)
判定3-0 ※三者とも30-28
●MARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ ピン級王者王者)
ぱんちゃんは長いリーチと負けん気の強さを武器とする人気ファイター。先月30日にはREBELS-BLACK 女子46kg級王座決定戦に挑戦。キャリアに勝るMISAKIを組みヒザ蹴りで圧倒し、デビューから8戦無敗で初代女子王座を手にした。
対するMARIは右ストレートを中心としたボクシング技術に優れ、2018年4月に百花を破りNJKFミネルヴァ初代ピン級王座を獲得。REBELSの新王者であるぱんちゃんを撃破し、二冠目への足がかりを狙う。
1R、早い左ジャブと右ローで先制するぱんちゃん。ステップインしながら打ち下ろす右ストレートが何度もMARIの顔面をとらえる。MARIは左ガードをさげたデトロイトスタイルで前進。ぱんちゃんの右ストレートにカウンターの右フックを合わせヒット。ぱんちゃんは右前蹴りで強くMARIを突き放す。
2R、ぱんちゃんが右ローからワンツー、組んでヒザとバリエーションのある攻撃をMARIにヒット。MARIはぱんちゃんの打ち終わりに合わせた相打ち覚悟の右フックを振り回す。ぱんちゃんはフットワークで距離を保ち前蹴り。MARIが下がれば踏み込んでワンツーをヒットさせる。
3R、ぱんちゃんが突進するMARIを懐に引き込み左ミドル。離れ際に右ミドルをヒットさせ主導権を引き寄せる。離れれば左前蹴りからワンツー、右前蹴りから右ストレートと多彩なコンビネーション。MARIは強引に距離を詰めるも、組んでブレイクを繰り返す。最後はロープを背負ったMARIへぱんちゃんが右ミドルを打ち込んだところで試合終了のゴング。公言通りのダウン奪取とはならなかったが、ぱんちゃんが距離を支配した完勝で王者第一戦を白星で飾った。
試合後にマイクを握ったぱんちゃんは「メインイベンターとしてふさわしくない試合をしてしまったと思います」と公約を果たせなかった反省の弁。「KOできなくて申し訳ない」と続けた言葉に歓声で応えるファンに対し「イベントを引っ張っていく顔として強くなっていきます」とさらなる成長を約束した。
▶次ページは安本晴翔vsBEN”侍”
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・女王・ぱんちゃん璃奈が“美腹筋”で計量パス、初メインに「ダウンを取って期待に応えます」
・全選手計量パス、セミの安本晴翔がタイ人王者にKO宣言「僕の方が強い」
・55.5kgトーナメント全選手が計量パス、小笠原兄弟の決勝対決は実現なるか
・引退前哨戦の元王者・北川”ハチマキ”が計量パス、現王者・良太郎と最強の”凡人対決”に「14年半の集大成をみせる」
・ぱんちゃん璃奈、元王者MARIに「ダウンを取って勝ちたい」RIZINへの参戦目標も語る=11.8 REBELS
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!