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【レベルス】ぱんちゃん璃奈が初メインで完勝も「KOできなくて申し訳ない」、良太郎が北川“ハチマキ”をTKOで下す

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2020/11/08(日)UP

鈴木のダイヤモンドパンチ炸裂、康弘を3度倒し快勝

▼第4試合 65kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
TKO 1R 1分17秒 ※スリーノックダウン
●康弘(ゴリラジム)

息をつかせぬ連打に康弘の抵抗も飲み込まれていった

 開始直後から鈴木がフックで強襲。コンパクトなワンツーと大振りのフックを織り交ぜた連打に、康弘もパンチで真っ向から応戦。打ち合いの中、鈴木の左フックから右フックの返しがクリーンヒットし、康弘が最初のダウンを喫する。

 立ち上がった康弘に鈴木がパンチ連打を継続。青コーナーへ詰めた康弘へ左フックを見舞い、2度目のダウンを追加する。またも立ち上がる康弘をロープに詰め、パンチ連打からヒザで追撃。最後は右フックで3度目のダウンを奪取し試合終了。わずか77秒のKO劇で鈴木が勝利を収めた。


与座が”世界の久保”に判定勝利、2月敗戦からの再起を果たす

▼第3試合 65kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール
○与座優貴(橋本道場)
判定3-0 ※30-29、30-29、29-28
●久保政哉(フリー)

 1R、サウスポーの久保が左ミドルでプレッシャー。与座は久保のミドルをキャッチし、軸足を払いこかす。久保は左ミドルをフェイントに左ロー、右フック。与座も右ハイ、左フックと積極的な打ち合いを見せる。

敗れはしたものの、久保は世界レベルの左ミドルを見せつけた

 2R、久保が左ミドルから右フック、右ローと上下に打ち分け。与座は後退するも、前蹴りや軸足払いで久保をこかし、久保の勢いを殺す。ラウンド中盤に与座がサウスポーにスイッチ。左ミドルから左ストレートのコンビ―ネーションで久保を押し戻す。

 3R、久保が左ミドルから左ストレート、右フックで強いプレッシャー。与座はやや疲れたか、反撃が単発気味。久保は与座をロープに詰め右ヒザ、青コーナー際でワンツー。与座もパンチを返し、左フックをクリーンヒットさせる。

 決定的な決め手がないまま試合終了のゴング。こかしの印象が左右したか、与座が僅差の判定をものにし勝利。2月の敗戦以来の再起を果たした。


麻火が多彩な蹴り技を見せ中澤に判定勝利

▼第2試合 61kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール
●中澤良介(TRY HARD GYM)
判定0-3 ※28-30、27-30、27-30
○麻火佑太郎(PHOENIX)

 1R、サウスポーの麻火がワンツーから左ミドル、左サイドキックと多彩な攻撃。中澤はガードを固めながら右ハイキックで応戦。のびのびと攻撃するのは麻火だが、中澤のタイミングのいい反撃に攻め込みきれない。

中澤は敗れたもののよく手を出し、白熱した試合を見せた

 2R、麻火がワンツーからテンカオ、組んでヒザと1Rに続き多彩なコンビネーション攻勢。中澤は固めたガードから右ボディストレートで応戦、右ハイキックで押し戻す。手数は麻火が上回るが、中澤も応戦の手を止めない。

 3R、麻火が蹴り技の多彩さを増し、二段蹴り、かかと落とし、バックスピンキックを披露。中澤が反撃すれば組みついてヒザを突き上げ、中澤の距離にさせない。終盤中澤が左フックをヒットさせるもダメージにはならず。終始手数を出し距離を支配した麻火が判定勝利を勝ち取った。


小原が名門・キングムエで鍛えたムエタイ技術で渡慶次からカットを奪いTKO勝利

▼第1試合 清水工業株式会社PRESENTS 70.5kg契約 3分3回戦(延長1R) REDルール
●渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
TKO 2R 2分38秒 ※ドクターストップ
○小原俊之(キング・ムエ)

小原の右ヒジで渡慶次の左目下が大きくカット

 1R、小原が左ローでプレッシャーをかけると、渡慶次はパンチ連打で応戦。左フックから右アッパーをヒットさせ小原を後退させる。小原はコツコツと左右のローを積み重ね、至近距離で渡慶次の前進に合わせてヒジをヒット。この一撃で渡慶次が額上をカット。

 2R、小原がコツコツとローをヒットする中、渡慶次が大きな左フックで前進。そこへ小原が右ヒジを合わせると、渡慶次が今度は左目下を大きくカット。この傷が大きく、ドクターチェックでストップ。ムエタイ技術を見せつけた小原がTKO勝利を収めた。

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