【ボクシング】谷口将隆、TKOで日本王座奪取”ライバル京口に続く!”
12月3日(木)、東京・後楽園ホールで[日本ミニマム級王座決定戦]が行われ、WBO世界同級3位で日本同級1位の谷口将隆(たにぐち・まさたか/26=ワタナベ)が日本同級3位の佐宗緋月(さそう・ひづき/25=T&T)に10R 0分37秒 TKO勝利で谷口将隆が新王者となった。
谷口は昨年2月、WBO世界ミニマム級タイトルマッチで王者ビック・サルダール(フィリピン)に挑むも3-0の判定負け。この試合で王座を獲り、再び世界戦へステップアップしたいところだ。
谷口はサウスポーから軽快なステップと左ストレートを武器に序盤から攻め続け、1Rに左ストレートでダウンを奪うと、その後も左ストレートがボディと顔に打ち分けヒットを続ける。
3Rには佐宗の右もヒットしはじめるが谷口の左を当ててからの連打が決まる。佐宗は打開策がなかなか見つけられない様子。
5R終了時での公開判定は50-44で谷口がリード。
6Rからは佐宗が一転反撃に出て手数が増えるとともに右のヒットも増え出すが、谷口はワンツーを打ってからサイドに回り相手のカウンターを避けながら反撃するなど、うまく足を使って立ち回る。佐宗の圧力に対してもスタミナが衰えず、常に足を使って動き、機を見てパンチの連打をヒットさせ続けた。
そして10R、開始早々、佐宗の右ボディブローの打ち終わりに谷口が左ボディブローから左アッパーを打つと、佐宗が効いたか後ずさり。そこへ谷口が右ストレートを佐宗のテンプルにヒット、続けて左ストレートも同じテンプルにヒットし、防戦一方となったところでレフェリーが試合を止めた。
谷口はWBOアジアパシフィックミニマム級王座を戴冠したことはあるが、日本王座は初。試合後のマイクで「伝統ある日本タイトルのベルトを後楽園ホールで獲れて嬉しい。日本一の称号が欲しかった。(目標は)ゆくゆくは世界だが、日本王者として挑戦者を迎えたい」と意気込んだ。
セコンドには同ジムのライバルでWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人がいたが、京口の話題になると「京口はリスペクトしている。これからもずっと勝ち続けて京口のように(世界王者に)なりたいと思う」とライバルに追いつき追い越せで世界を目指していく。
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