【パンクラス】元王者・村山暁洋が連勝の菊入に判定V、前田日明“推薦”のRyoが秒殺ギロチン勝利
▼セミファイナル ライト級5分3R
●冨樫健一郎(パラエストラ広島/同級1位)
判定1-2 ※29-28、27-30、28-29
○金田一孝介(K-PLACE)
冨樫はボクシングテクニックと、柔術黒帯の寝技を持つオールラウンドファイター。中でも三角絞めとスリーパーを得意とし、一本勝ちも多い。昨年9月に林源平と対戦し判定負けした。
金田一は2009年6月に修斗でプロデビュー。2018年7月のパンクラス参戦以降の3戦を含め5連勝と勢いに乗るが、2018年11月の松岡嵩志戦以降、2年ぶりの復帰でセミファイナル登場となる。
1R、サウスポーの富樫、オーソドックスの金田一。金田一が右ストレートからダブルレッグでテイクダウン成功。スタンド打撃の展開、トリッキーな動きを制する様に、冨樫のパンチのカウンターがヒットする。ジャッジは2者が金田一を、1者が富樫を支持。
2R、トリッキーな動きの金田一はボディ、前蹴り、フックを不規則なコンビネーションで繰り出す。冨樫の左がクリーンヒット。金田一が右のショートストレート。さらに右ハイキックからダブルレッグ。しかし、冨樫に切られる。強烈なプレッシャーをかけ、左ストレートを当てていく冨樫。踏み込んで右のボディを当てる金田一。金田一が2度、ダブルレッグでテイクダウンを仕掛けるが、全て冨樫が切る。2者が富樫を、1者が金田一を支持。
3R、飛び込みテイクダウンを決めた金田一。すぐに立たれるも、テイクダウンの際に冨樫が出血。金田一が2度目のダブルレッグからのテイクダウン。上からパウンドを落とす。
結果は判定2-1で金田一が勝利。天才肌の金田一が2年ぶりの復帰戦でランキング1位の冨樫に勝利した。
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