【シュートボクシング】笠原弘希がスアレックをボディで粉砕KO、2021年は「僕がSBを引っ張る」
▼第6試合 ダブルメインイベント1 58kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジなし
○笠原友希(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
判定3-0 ※三者とも30-28
●栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元ムエタイ大和フェザー級王者、元PRINCE REVOLUTION58kg級&61kg級王者)
友希は兄・弘希とともにSBのリングを席巻する次世代エース筆頭。昨年7月のRISEでは那須川天心に挑戦しKO負けを喫したが、その攻めの姿勢は那須川本人からも評価された。昨年11月にはTKO勝利でフェザー級王座を戴冠した。今回が王座就位後初戦となる。
対する栗秋は地元・九州で50戦以上のキャリアを積むと、18年に上京しクロスポイント吉祥寺に移籍。天性の当て勘を武器にハードヒッターとして名を馳せ、国内外の強豪と渡り合っている。前日会見では新王者である笠原を「僕を倒すのはまだ早い」と評価していた。
1R、両者軽いローキックの交換からはじまる静かな立ち上がり。栗秋は右ハイ、笠原は左ハイを繰り出すも、双方単発で様子見の状態。ラウンド終了直前に栗秋が左フックから右ハイのコンビネーション、さらに右フックを強振し、笠原のガードを叩いた打撃音で会場がどよめく。
2R、笠原が左ミドル、左ハイ。長距離から右ボディストレート、左飛びヒザ蹴りと攻め立てるも、栗秋の強烈な左ジャブ、右ローで振り出しに戻される。栗秋の強振をよくかわす笠原。距離を保ち左ミドル、左ストレートを繰り出し栗秋の前進を阻む。
3R、KO狙いの栗秋が左右フックを強振。かわした笠原は左ハイを軸に、蹴り技で応戦する。栗秋が強烈な左フック、右バックハンドブローでプレッシャーをかける中、笠原が起死回生の裏投げを決め、シュートポイント2を奪取。逆転を狙う栗秋はフック、飛びヒザ蹴りと猛攻を見せるが笠原も応戦。最後は栗秋が投げを仕掛け両者くずれた姿勢のまま試合終了のゴングを迎えた。
判定は3者ともに30-28と2点差で笠原を支持。3Rのシュートポイントが決め手となり、笠原が王者第一戦を勝利で飾った。
▶次ページは元王者・伏見vs健太の弟子・心直
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