【シュートボクシング】笠原弘希がスアレックをボディで粉砕KO、2021年は「僕がSBを引っ張る」
シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2021 act.1』
2021年2月7日(日)東京・後楽園ホール
▼第7試合 ダブルメインイベント2 62.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジなし
○笠原弘希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
TKO 2R 2分18秒 ※コーナーからタオル投入
●スアレック・ルークカムイ(タイ/スタージス新宿、KNOCK OUT-RED 61.5kg王者、第4代REBELSーREDスーパーライト級王者、REBELS-REDライト級暫定王者)
笠原は、シーザージム仕込みのテクニックと強打を武器に、SBフェザー級、スーパーフェザー級の二階級制覇を達成。昨年は2月に元J−NET王者前口太尊に3RTKO勝利、11月にもダウンを奪う判定勝利と2連勝している。
対するスアレックは”超攻撃型ムエタイ”の異名の通り、アグレッシブなパンチと蹴りを繰り出すファイター。昨年9月には髙橋一眞、重森陽太をワンデートーナメントで撃破し、KNOCK OUT-RED 61.5kg王座に就位した。
スアレックは前日会見で笠原を「あまり強くない」と酷評。それを受けた笠原も「すべてを使って勝ちにいく」と必勝宣言を見せている。
1R、左ミドルから右フック、左ボディと多彩な攻撃を見せるスアレックへ、笠原は左ミドルで応戦。笠原のジャブがヒットするもスアレックはお構いなしに前進。コーナー際で右フックを笠原のこめかみに叩きつける。終盤にはポイントにはならなかったが、スアレックが笠原を持ち上げマットへ叩きつける。
2R、強打を振るい前進するスアレックが、笠原を青コーナーに詰め右フックをヒット。笠原はガードを固めるが、スアレックが右アッパーから左ボディとコンビネーションで攻め立てる。
防戦一方になるかと思われた笠原だったが、スアレックのパンチに合わせた左ハイキックがスアレックの左側頭部を直撃。ぐらついたスアレックへ笠原は左右フックを連打、左ミドルで襲いかかる。
ロープ際に後退したスアレックへ、左右ボディからヒザ蹴りをヒットする笠原。ずるずるとコーナーに後退したスアレックへ左ボディを打ち込むと、たまらずスアレックがうずくまるようにダウン。動かないスアレックを見たコーナーがタオルを投入。笠原が劇的なKO勝利で2021年の幕を開けた。
試合後のリングでマイクを握った笠原は「スアレック選手は激闘派。正直怖かった。怖かったけど殺されないように、僕はしっかり練習してきました」と激闘を乗り越えた安堵の表情を見せた。そして「今年2月しっかりいいスタートが切れたので、今年は僕がシュートを引っ張っていけるように1試合1試合こなしていきます。大変な時期ですが僕の試合で元気をもらえる人は少しはいると思うので、また会場まで見に来てください」と2021年の団体を背負うエース宣言で大会を締めくくった。
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