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【RISE】一馬がノラシンを衝撃の“47秒殺”KO!顔面を襲う必殺技”上弦ノ三日月蹴り”が炸裂

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2021/05/23(日)UP

一馬が47秒でKO勝利、絶大なインパクトを残した

RISEクリエーション株式会社
『RISE 149』
2021年5月23日(日)東京・後楽園ホール

▼メインイベント(第7試合) スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R 延長 1R
○一馬(MONSTAR GYM/同級1位)
KO 1R 0分47秒 ※三日月蹴り
●ノラシン・スペチアーレジム(Speciale gym/元ルンピニースタジアムライトフライ級王者、元ルンピニースタジアムフライ級王者、元ラジャダムナンスタジアムライトフライ級王者)

右のパンチを振るう一馬(右)

 一馬はスーパーフェザー級1位。元航空自衛隊の経歴を持ち、YouTuberとしても活動している。一昨年2月に竹内皇貴に1R KO、昨年12月には同級2位だった前口太尊から3度のダウンを奪うKO勝利で2連勝中。当初は現王者・チャンヒョン・リーとのタイトルマッチを行う予定だったが、チャンヒョンが来日不可能となったため、今回の一戦の勝者は暫定王者決定戦に進むこととなった。

 対するノラシンはこれまでルンピニースタジアム、ラジャダムナンスタジアムで王座を獲得しただけでなくプロボクシングでも実績を持つ。RISE初参戦となった今年2月の『RISE ELDORADO』では梅野源治と対戦し、判定で敗れるも、逆転を狙い前に出て観客を魅了した。

 1R、一馬が左ローを走らせると、ノラシンは右ローを返す。一馬が右フックを強打。すると、一馬が三日月蹴りをノラシンの顔面にクリーンヒット。ノラシンが後方に崩れ倒れてダウン。そのままノラシンは立つことが出来ず、一馬が47秒圧巻のKO劇を見せた。

 秒殺KO勝利を見せた一馬はマイクを握り「三日月蹴り得意だったんですけど、上弦(じょうげん)三日月蹴りは出している選手いないんじゃないですか。どうでしたか。タイトルマッチ流れたけど、年内にベルトを僕が貰います。相手が誰でもKOで勝てる準備をしています。僕がチャンピオンになります」と高らかにコメントした。

 試合後インタビューにて、一馬は今回の顔面を狙った三日月蹴りを”上弦ノ三日月蹴り”とオリジナルで命名したと言い、ボディをえぐる通常の三日月蹴りと顔面に伸びる三日月(上弦ノ三日月蹴り)そして足を狙った三日月蹴り(下弦ノ三日月蹴り)の3種類があると話した。そのバリエーションもあり「なかなか僕の三日月に対応できる選手はいない」と自身の必殺技について語った。

 チャンヒョンとのタイトルマッチについては「内容でKO勝ちもしたし、ランキングも一位なので、タイトルマッチ文句ないんじゃないかなと思っています」とアピール。タイトルマッチが組まれた場合、自身の必殺技で現王者のチャンヒョンを沈めることが出来るか。


京谷(左)と寺山(右)は痛み分けとなった

▼セミファイナル(第6試合) バンタム級(-55kg) 3分3R 延長 1R
△京谷祐希(山口道場/同級5位)
ドロー ※三者とも10-10
△寺山遼冴(TEAM TEPPEN/DEEP☆KICK -53kg王者)
本戦判定は30-30、29-29、30-30

 京谷は一撃で効かせる硬い拳を武器にRISEのリングで活躍。国内トップクラスの志朗と接戦を演じるほどの実力者。当初は、京介の出場が決まっていた試合だったが、京介が左手月状骨骨折により欠場。急遽、代替選手として出場する寺山が参戦。寺山は、寺山日葵の実弟で、ベテラン相手にも「通過点」と語っている。

 1R、両者ともサウスポー。両者とも左右のローを蹴る。京谷は左のカーフキック。京谷が左ストレートを伸ばすと、それに寺山は右フックをカウンターで合わせる。

 2R、寺山が距離を取ってサークリング、前蹴りや左右のローを出す。京谷は遠い距離から距離を詰めて、左右のフック、左ストレート。お互いの均衡は崩れない。

 3R、京谷が左右のフックで追いかけ回す展開に。寺山は右フックのカウンターや左ローを徹底する。距離が縮まると組んでしまう両者。お互いに決定打はなく、延長Rに突入する。

 延長R、京谷の左ローが寺山の下腹部に入り、インターバルが取られる。再開後、パンチで襲いかかる京谷に、寺山が右のバックブロー。前に出るのは京谷で左右のフックを見舞う。寺山は最後まで右フックのカウンターとローでの攻めを貫いた。ジャッジは3者とも10-10に付け、この試合は痛み分けとなった。

▶︎次ページは、稲石竜弥vs杉本卓也、小西拓槙vs武来安

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