【RISE】中野椋太、稲井良弥を剛腕連打でKOし5冠王に、宮﨑小雪は小林愛理奈をテクニックで完封し初V=全試合結果
▼第8試合 ミドル級(-70kg)3分3R延長1R
◯憂也(魁塾/同級3位、第2代DEEP☆KICK-65kg王者)
KO 2R 52秒 ※右ストレート
●J(TSKJapan/WMCインターコンチネンタルミドル級王者、第2代BOMミドル級王者)
憂也は、強打を誇る第2代DEEP☆KICK-65kg王者。ここまで43戦のキャリアを持ち、緑川創などの強豪選手を下してきた。
対するJは、BOMに定期参戦するムエタイ戦士。得意技は、”Jストリーム”と記者会見では語るが、その正体はまだ明らかにされていない。入場では、自身のオリジナル入場曲で会場を盛り上げる。
1R、Jが右の前蹴り、左右のフックから右ストレート。憂也はボディ打ちを中心に接近して、三日月蹴り、ハイキックと散らす。憂也がスピードのある攻撃を見せて、早くもペースを掴む。
2R、パンチで飛び込んだJに、憂也が左フックをカウンターでクリーンヒット、一気にパンチで襲いかかり、最初のダウンを奪う。
立ち上がったJに、憂也が左の飛びヒザ蹴りを顔面にヒットさせ、ダウンを追加。ダメージが明らかなJを、憂也がパンチで滅多打ちにする。
最後は距離が離れたところで、憂也は強烈な右ストレート。これが入ったところで、ダメージを見たレフェリーが試合を止めた。
3度目のダウンを奪った憂也がKO勝利、外敵のムエタイ王者のJを下した。
マイクを持った憂也は「70kgを引っ張っていきます。(RISE70kgのチャンピオンのイ・ソンヒョンが)来れるんだったら、挑戦者決定戦でもして、挑戦させてください」とアピールした。
▼第7試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
◯木村“ケルベロス”颯太(心将塾/同級11位、第3代DEEP☆KICK-65kg王者)
判定3-0 ※30-26×2、30-25
●麻火佑太郎(PHOENIX/スーパーライト級6位)
木村は、RISEの”地獄の番犬”。今年2月には山口侑馬とのオープンフィンガーグローブで勝利して注目を集めた。YA-MANとの対戦を熱望する男。
対する麻火は、今年2月にチャッピー吉沼に勝利して以来のRISE参戦。サウスポーから繰り出される蹴り技など、多様な武器を持つ。
木村の強打か、麻火のテクニックか。
1R、麻火がサウスポーでサイドキック、掛け蹴りを見せる。木村はじりじり前に出て、右ミドルキック、打ち下ろしの右ストレート。お互い差はない。
2R、麻火は奥足への左右のロー。すると、木村が右ストレートをヒット、バランスを崩した麻火に、2発目の右ストレートを打ち抜きダウンを奪う。ヒザ蹴り、右ストレートと追い討ちをかける木村。
3R、麻火がバックスピンキックを放ち、パンチで前に出るが、木村がフックから左アッパーのカウンターで2度目のダウンを奪う。
麻火は前蹴り、ハイキックと蹴りで逆転を試みるが、木村がパンチからのヒザ蹴り、前蹴りと攻撃を繋ぎ、反撃を許さない。
ジャッジは2度のダウンを奪った木村を支持。木村が強さを見せて、完勝した。
▶︎次ページは、チャッピー吉沼vs.稲石竜弥、松井大樹vs.HAYATO
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