【空道】“MMA8戦8勝”岩﨑大河が国際大会で初優勝=2022アジア空道選抜選手権大会
アジア・オセアニア空道委員会
『2022 アジア空道選抜選手権大会』(4P目)
2022年11月13日(日)カメイアリーナ仙台
▼‐250クラス決勝戦
〇寺阪 翼 (日本・大道塾総本部)
延長旗判定5-0
●佐川 太郎 (日本・大道塾仙台東支部)
※延長、寺阪が中段前蹴りで効果(1ポイント)を1回、獲得
2019年にシニア(いわゆる壮年部)の全日本を制し、その後、一般カテゴリーに挑戦し、この春、その全日本選手権でも準優勝を果たした〝オヤジ・ドリーム〟47歳の佐川太郎が、今大会でも決勝進出し、その実力をあらためて証明した。決勝の相手は、他の武道経験なく、高校生のときに八戸で入門して以来、大阪、東京(総本部)と、国内各地の道場で稽古を積んだ、空道キャリア9年の叩き上げ、26歳の寺阪翼。
本戦は、打ち合いのさなかで虚を突くタックルをはじめ、頭脳的な攻撃を仕掛けた佐川が優勢だったが、延長になると、道着を掴み合っての乱打戦に持ち込んだ寺阪がペースを握る。延長戦残り50秒を切った頃、道着を引き付けながらの前蹴りに、腰をくの字に折った佐川がポイント1(効果)を奪われ、勝負あり。
▼‐260クラス決勝戦
〇イ・ウォンチョル (韓国)
延長 旗判定4-1
●近藤瑞起(日本・大道塾岸和田支部)
※本戦、近藤が右フックで効果(1ポイント)を1回、延長、イがニーインベリーからのキメで効果(1ポイント)を2回、近藤がパンチ連打で効果(1ポイント)を1回、獲得
前回アジア選手権で岩﨑大河を後ろ回し蹴りでダウンさせ勝利しているイ・ウォンチョルと、半年前の全日本でMVP(北斗旗)を獲得している近藤瑞起。決勝での日韓対決は、効果ポイントを2つずつ奪い合う熱戦で延長終了を迎え、旗はイに3本、近藤に1本が挙がるスプリットに。この段階で、ルール上、引き分け再延長も採択できる状況ではあったが、主審はイの勝利を宣告した。
近藤は、パンチを大振りで放ったことで、時間が経過するにつれ、スタミナをロスし、組んでからはイの執拗な下段蹴りを効かされ、延長後半ではタックルを切ることも、ニーインベリーに抵抗することも、もはや出来ていなかった。本戦でパンチを浴びながら、粘り強く攻め続け、延長で優勢に転じたイが、この大会、唯一人の日本人以外の優勝者となった。
▶︎次ページは‐270クラス リーグ戦、女子‐220クラス決勝戦、女子220+クラス リーグ戦
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