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【ROAD TO ONE】北野克樹、鈴木真治、レンタ、士門が激闘制してトーナメント優勝!

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2023/04/10(月)UP

北野(右)が足技で寄せ付けず、引藤(左)に完勝

BOMプロモーション
「ROAD TO ONE & Shimizu presents BOM OUROBOROS 2023」
2023年4月9日(日)東京・大田区総合体育館
▽第2部 ROAD TO ONE
▼第6試合 ROAD TO ONE ムエタイ ウェルター級トーナメント決勝戦 3分3R
〇北野克樹(誠至会)
判定3‐0 ※三者共に30‐26
●引藤伸哉(ONE’S GOAL)

 北野は関西の名門・誠至会のエースで、回転系の蹴り技を得意とし“竜巻旋風脚”の異名を持つ。現在WPMFインターナショナルスーパーライト級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座など合計4本のベルトを獲得。昨年12月のトーナメント初戦では与儀竜也に判定勝ちした。

 対する引藤はWPMFとWMCの日本王座を2つ獲得し、2017年BOMのリングでジャオウェハーに勝利したが引退。今年7月に復帰し、12月のトーナメント初戦では高橋幸光に判定勝ち。

 1Rから北野は右ミドル、前蹴りで突き放して引藤を入らせない。組みの離れ際にはヒジを引藤に見舞う。

 2R、左ミドルで前に出る引藤だが、変わらず北野は右ミドル、右ハイ、ローと蹴りを散らして寄せ付けず、余裕を思わせる戦いっぷり。

 3R、パンチで詰めたい引藤だが、北野は組み付いて寸断し、ミドル、前蹴りと距離を取りながら蹴りを当て続ける。北野は右ハイを当て、もつれるように体勢を崩した引藤にヒジも打入れてダウンを奪う。その後も蹴りでペースを握り、引藤を寄せ付けない北野が完勝した。


鈴木(右)がKO勝ちでトーナメメント優勝

▼第5試合 ROAD TO ONE ムエタイ スーパーライト級トーナメント決勝戦 3分3R
〇鈴木真治(フジマキック)
KO 2R30秒
●KJヒロシ(Y’ZD 沖縄)

 鈴木は“熱闘王”の異名を持つ元J-NETWORKスーパーライト級王者。49戦のキャリアを誇る。対するKJは、沖縄を主戦場とするファイター。ハードパンチを武器に、これまでにDBSとRKAの二冠を手にしている。

 1R、打ち合いを仕掛けるKJに、鈴木は冷静に右ローを当て削ると左ストレートでダウンを奪う。ラッシュを仕掛ける鈴木だが、KJは耐えて打ち合いに応じる。鈴木は右ローで削っていく。

 2R、鈴木は右ロー集中打でダメージを与え、最後に右ストレートを当てKO勝ちした。

▶︎次ページは、羅向vs.レンタ、馬渡亮太vs.士門、そのほかの試合結果

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